九頭竜川・真名川(大野市)
大野市を流れる九頭竜川は、福井県と岐阜県との県境にある油坂峠(717m)付近に源を発する。真名川ダム、九頭竜ダムを経て、大野盆地、勝山盆地を北西に進み、福井平野にて日野川と合流し、坂井平野を経て三国港にそそぐ。途中の支川を合わせると流域面積2,930.0km2、流路延長116.0kmの北陸地方屈指の大河川である。
九頭竜川は九頭竜中部漁協管区、勝山市漁協管区、大野市漁協管区、奥越漁協管区と4つの漁協に分かれる。
大野市は「みずと一緒に生きている」という言葉とともに、水に関わる様々な活動に積極的な地域である。天然記念物のイトヨの生息地である「御清水」を代表に、大野市内の至る所で水が湧き出ており昭和60年に全国名水百選に選定された。平成25年には「日本水大賞」、また長年にわたる地下水保全の取り組みにより「環境大臣賞」に選ばれるほどある。
支流も非常に多く、真名川や打波川、清滝川、赤根川、唐谷川、八代谷川、旅塚川、湿見川などがある。
ヤマメの釣り場として有名な川は 真名川、唐谷川、旅塚川。イワナは尺クラスが釣れる事で有名な打波川、そして赤根川などである。
あゆに関しては、九頭竜川本流と真名川が有名である。九頭竜川本流においては、景色が美しい竜仙橋周辺が県内外の釣り人に人気である。
真名川は九頭竜水系とは違う水系から流れる川であり、そこに生える苔も九頭竜川のものとも違うため、そこで育った鮎は、水々しい新鮮なキュウリを切った時に、ほのかに香る味がするとして地元でも重宝がられる鮎である。
出典:
大野市漁協HP
更新日:2022年1月25日