霊峰白山を源とする手取川は、石川県内で最大の流域面積を誇る壮大な河川です。この地域は白山手取川ジオパークとしてユネスコの世界ジオパークにも認定されており、その水の旅の中枢をなす自然豊かな手取川で釣りを楽しめます。
白山手取川漁協の管轄エリアは、手取川本流とその支流に広がっています。本流ではサクラマス、イワナ、ヤマメといった魚種が狙え、支流である大日川、直海谷川、瀬波川、尾添川ではイワナとヤマメが釣れます。
この釣り場の魅力は、何と言ってもその多様な地形と環境にあります。渓流釣りでは、手取川本流をはじめ、尾添川、御坊谷川、瀬波川、大日川、直海谷川といった支流に美しい渓谷が点在しており、それぞれ異なる表情を見せる自然の中で釣りを楽しむことができます。アユ釣りにおいても、急流から平瀬までバリエーション豊かな流れが魅力となっており、「天然アユが遡上する名川100選」にも選ばれています。渓流釣り、アユ釣りともに初心者から上級者までレベルに応じた釣りを楽しむことができます。
白山手取川漁協では、河川環境の保護向上を図り、遊漁者の皆様にご満足頂けるよう日々努力しています。令和7年度からは全域でアユイングが解禁される予定で、詳細なレギュレーションは今後発表される見込みです。加えて、キャッチ&リリース区間の設置を計画しており、魚の資源保護と釣り人の楽しみが両立する環境づくりに取り組んでいます。
さらに、魚類増殖の為、産卵床造成・清掃活動を実施し、ヤマメ、イワナ発眼卵放流及びアユ親魚放流を実施しています。令和7年度には、アユが4月から6月にかけて合計1,600kg放流される予定です。イワナについては10月に合計550kgが、ヤマメ(サクラマスを含む)は9月から10月にかけて合計400kgが放流される計画となっています。
釣り場周辺情報、観光情報については、
【白山市公式観光サイト】を参考にして下さい。
更新日:2025年2月28日