三重県最北部を南東へ、なだらかに伊勢湾へと続く員弁(いなべ)川。
延長37km、流域面積26㎢を有する二級河川です。
流れは、上流下流を問わず穏やかで、鈴鹿山脈に源を発し支流は34にもおよびます。
上流域でも巨岩や断崖で川面に近づくことを拒まれることはなく、どこでも気に入ったポイントで釣りを楽しむことができます。
ニジマスと稚アユの放流を行っており、特に上流部、釣り専用区へ重点的に放流され、それが釣果に反映されています。
年間を通して水量が安定しており、繁殖・生育に期待が持てます。
アマゴを狙う場合は貝野(かいの)川、二ノ瀬(にのせ)川、田切(たぎり)川、冷(ヒエ)川などへ。
ただし、これら一帯は水温が低く、アユを狙う場合は避けた方が無難です。
清らかなせせらぎを間近に感じつつ、釣りだけでなく、川沿いのドライブや散策、川遊びが楽しめます。
この親しみやすさから、員弁川は流域である桑名市・いなべ市・東員町周辺で、長らく人々の生活にとけ込んできました。
員弁川エリアは、上流域でも市街地からのアクセスがよく、初心者からベテランまで幅広く楽しむことができます。
全流域を通した穏やかな流れから、釣りだけでなく川遊びにも最適です。
「員弁川は幅広い楽しみ方ができる素晴らしい川。裾野を広げ、たくさんの人に身近に感じてもらいたい」(桑員河川漁協)。
出典:
桑員河川漁協HP
更新日:2025年4月11日