釣り場情報

太田川(太田川漁協) (静岡県周智郡)

太田川(太田川漁協)

(静岡県周智郡)

河川の特徴

静岡県 太田川(おおたがわ)は、森町の大日山(だいにちざん)を源に、山あいから町なかを縦断し、平野を流れながら原野谷川(はらのやがわ)と合流し、やがて遠州灘へと注ぎます。袋井市(ふくろいし)北部・深山橋から上流が漁協の管轄区域となっており、川は上流で吉川(よしかわ)と三倉川(みくらがわ)に分かれ、支流ごとに異なる表情を見せてくれます。

この太田川で楽しめるのは、アマゴ、アユ、ウナギ、そしてオイカワといった清流を好む魚たち。春先、芽吹く山々に囲まれた渓流でのアマゴ釣りは、吉川や三倉川の上流部が好ポイント。澄んだ水の中を走るアマゴの姿に、思わず時を忘れてしまうほどです。

一方、夏の太田川といえばやはりアユ。中でも吉川は、地元の人々にも親しまれている人気の釣り場。川幅が広すぎず、初めてアユ竿を持つ方でも十分楽しめるフィールドです。近年ではウナギ釣りも静かな人気を集めており、夕暮れ時の水辺に座っての一投もまた、太田川ならではの楽しみ方と言えるでしょう。

漁協ではアマゴの稚魚を毎年3月に、アユは4月から5月にかけて600kgの稚魚を放流し、6月には成魚の放流も行っています。訪れる釣り人が安心して竿を出せるよう、川の恵みを守り育てる努力を惜しみません。

釣りの前後には、ぜひ吉川沿いにある「森町体験の里 アクティ森」へ足を運んでみてください。カヌー体験や陶芸、バーベキューなど、大人から子どもまで自然を満喫できるアクティビティが揃っています。レストランや物産館も充実しており、隣接するコテージに泊まって釣りと観光を組み合わせたプランもおすすめです。

太田川漁協は、釣り場の管理だけでなく、地域の川を次世代へ繋ぐ役割も担っています。地元の小学生に向けた環境学習や川の授業を通じて、太田川の大切さを伝え、守る活動を続けています。

釣りだけで終わらない、流域の暮らしや文化とつながる体験がここにはあります。どこか懐かしく、やさしい空気が流れる太田川。
そんな場所で過ごす一日が、あなたの心に残る時間になるはずです。


更新日:2025年5月22日

漁協情報

太田川漁業協同組合
静岡県周智郡森町問詰 1115−1
TEL.0538-85-3080 FAX.

管 区

太田川及び支流

魚 種

アユ・ウナギ・アマゴ・オイカワ

漁 期

アユ: 友釣:6月1日から12月31日(特別区を除く)
アユ: 石川釣(どぶ釣)・餌釣:6月1日から12月31(特別区を除く)
※吉川の蔵雲橋及び三倉川の元開橋より上流の全区域: 9月1日から12月31日(特別区を除く)
ウナギ: 6月1日から9月30日
アマゴ: 3月1日から9月30日(特別区を除く) オイカワ:1月1日から12月31日(特別区を除く)

漁 法

友釣・どぶ釣・餌釣・うげ・置針・和式毛針(テンカラ)・流し毛針釣

遊漁券

年券 全魚種:・・・¥7,000
日券 全魚種:・・・¥1,500
年券 全魚種 高齢者・障がい者・女性:・・・¥3,500
日券 全魚種 高齢者・障がい者・女性:・・・¥750
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