河川の特徴
荒川漁業協同組合は、山形県および新潟県を流れる一級水系荒川の本流である一級河川・荒川を管轄する漁業協同組合です。新潟県と山形県の県境に位置する朝日山地に位置する標高約1,870メートルを誇る大朝日岳に源を発し、およそ73キロメートルの距離を流れて新潟県胎内市から日本海へと注ぎます。水源である大朝日岳は多くの猛禽類も生息している自然豊かな朝日山地に属しており、朝日山地の主峰のひとつともされています。磐梯朝日(ばんだいあさひ)国立公園に含まれており、日本百名山の一つにも数えられています。荒川は急流河川であるため流域にダム式水力発電所もいくつか建設されています。また、名前が「荒ぶる川」と書くように水害がたびたび起こっており、治水が課題になりました。そのため、支流である横川に治水・利水を目的とした多目的ダムも建設されました。荒川は国土交通省の調査において平成15年から3年連続できれいな水質日本一を記録し、同ランキングでは常に上位に位置しています。朝日連峰、飯豊連峰の清らかな流れが荒川となり全長73キロメートルで新潟県信濃川、阿賀野川に次ぐ3番目に長い川です。清流に棲む魚達はきれいな自然に恵まれ、様々な魚種が生息しています。
荒川は主に4つの釣りを楽しむことができます。1つ目は渓流釣りです。例年4月頭に解禁され、イワナやヤマメ釣りを楽しむことができます。4月1日から6月15日の期間はサクラマス釣りのため荒川本流でイワナやヤマメを釣ることはできません。女川や大石川などの支流で釣りを楽しんでください。
2つ目はアユ釣りです。例年7月頭から11月末まで楽しむことができます。10月1日から7日までは禁漁期間に指定されていることに注意が必要です。漁協公式HPには詳しいアユ釣りマップやアユの放流状況、漁協が調査した生息状況なども詳細に公表されており、初めての方も安心して釣りを楽しむことができます。
3つ目はサクラマス釣りです。200名の抽選が実施され、当選した人は3月1日から6月15日の期間で釣りを楽しむことができます。
そのほか、秋にはサケの有効利用釣獲調査が開催され、Facebookにて荒川の鮭釣り情報を配信しています。
Facebook:荒川の鮭釣り
更新日:2024年10月17日
漁協情報
荒川漁業協同組合
村上市荒島
144-24
TEL.0254-62-1163
FAX.0254-62-1190
管 区
荒川及び支流
魚 種
アユ・イワナ・ヤマメ・コイ・フナ・ウグイ・ウナギ・カジカ・モクズガニ・サクラマス
漁 期
アユ:
公示日から9月30日・10月8日から11月30日
イワナ・ヤマメ:
4月1日から9月30日※荒川本流は6月16日から9月30日まで
コイ・フナ・ウグイ:
1月1日から12月31日※丸山大橋下流端より下流の荒川本流は6月16日から12月31日まで
ウナギ:1月1日から12月31日の期間内で理事が定めて公表する日まで
カジカ(タモ網):6月1日から12月31日
モクズガニ:9月1日から12月31日
サクラマス:3月1日から6月15日
漁 法
手釣・竿釣・タモ網・かにかごを使用して行う漁法。
遊漁券
アユ 年券・・・¥8,000
アユ 日券・・・¥2,000
雑魚 年券・・・¥5,000
雑魚日券・・・¥1,000
モクズガニ 年券・・・¥4,000
サクラマス 年券・・・¥20,000