河川の特徴
小菅村(こすげむら)漁協が管轄する小菅川は、多摩川の源流に位置し、山梨県小菅村を流れる清流です。標高が高く、年間を通じて水温が低いため、ヤマメやイワナなどの渓流魚が生息しやすい環境が整っています。流域には手つかずの自然が多く残り、美しい渓谷美が広がるエリアとしても知られています。
この釣り場では、メインターゲットとなるヤマメをはじめ、イワナ、ニジマス、ウグイも釣ることができます。釣り場の管理が行き届いており、エキスパートから初心者、家族連れまで楽しめるようにゾーニングされています。また、小菅川にはキャッチ&リリース(C&R)区間が設けられており、魚の資源保護と持続可能な釣りを楽しめる環境が整っています。さらに、冬季にはニジマスを放流する冬季釣り場が開設され、一年を通じて釣りを楽しむことができます。釣り人のマナーが良く、ゴミがほとんど見られない点も、この釣り場の大きな魅力の一つです。
小菅村漁協では、3月から9月にかけて定期的に、ヤマメの成魚を500kg、ニジマスの成魚を800kg、イワナの成魚を250kg放流しています。放流スケジュールとしては、3月から5月の間は毎月第4土曜日に放流され、6月から9月にかけては月に2回程度、非公開で放流が実施されます。また、C&R区間や冬季ニジマス釣場についても適宜放流が行われています。
小菅村漁協の取り組みとして特筆すべき点は、1999年に関東地方で初めてキャッチ&リリース区間を設置し、河川を流域ごとに管理する「ゾーニング管理」を導入したことです。この取り組みにより、渓流魚の保護と釣りの楽しさの両立が図られています。また、フライフィッシング教室や渓流釣りイベントを定期的に開催し、初心者から上級者まで楽しめる機会を提供しています。これらのイベント情報は、小菅村漁協のブログ(http://kosuge.jugem.jp/)で随時発信されており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
四季を通じて楽しめる小菅村漁協の釣り場で、美しい自然とともに素晴らしい釣り体験をお楽しみください。
更新日:2025年2月20日
漁協情報
小菅村漁業協同組合
北都留郡小菅村
4383−1
TEL.0428-87-0741
FAX.0428-87-0741
管 区
小菅川及び支流
魚 種
ヤマメ・ニジマス・イワナ・ウグイ
漁 期
ヤマメ・ニジマス・イワナ・ウグイ:
3月第1土曜日から9月30日
ウグイ:
3月第1土曜日から9月30日 ※4月を除く
冬季ニジマス:
11月1日から2月末日
漁 法
竿釣(ルアー・フライ・テンカラ)
遊漁券
日券 ヤマメ・ニジマス・イワナ・ウグイ:・・・¥1,500
日券 ヤマメ・ニジマス・イワナ・ウグイ 女性:・・・¥750
日券 冬季ニジマス:・・・¥1,500
日券 冬季ニジマス 女性:・・・¥750