宇治川(うじがわ)は、琵琶湖を源とする淀川の支流であり、京都府と大阪府の府境付近で桂川、木津川と合流し、その後淀川となって大阪湾に流れ込む全長約31kmの一級河川です。上流部を瀬田川、中流部を宇治川と呼び、天ヶ瀬ダム上流部から桂川・木津川合流部付近まで流れています。
宇治川は美しい清流と豊かな自然環境で知られ、特に宇治市付近の景観は日本の風情を感じさせるものです。宇治川沿いには多くの観光名所や歴史的建造物があり、代表的なものとして、平等院や宇治上神社、宇治橋などがあります。
宇治川の水質は古くから飲料水としても利用されるほど良好で、現在でも宇治市内で採水される宇治の名水はその名残であり、高く評価されています。
そんな良質な水が流れる宇治川には多種多様な魚が生息しており、夏には鮎釣り、冬には寒バエ釣りが楽しめます。特にルアーを使った“アユルアーフィッシング”が注目されています。また、宇治川はウナギがよく釣れる釣り場としても人気です。清流で育った天然ウナギは格別です。
釣りを楽しむだけでなく、歴史的建造物や風景を楽しみながら過ごすことができる宇治川は、まさに日本の風情を感じさせる特別な場所です。ぜひ一度、その魅力を体感してみてください。
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更新日:2024年6月28日