野迫川村漁業協同組合は奈良県五條市および吉野郡野迫川村を流れる中原川と野迫川村を貫く川原樋川を管轄する漁業協同組合です。特に川原樋川は、奈良県内でのアマゴ釣りの名所として知られ、清流として評される美しい川です。川原樋川は十津川水系の支流の一つで、山奥に位置するため水が非常に澄んでおり、豊かな自然が残されています。中原川と川原樋川が流れる野迫川村は奈良県の西南端に位置しており、和歌山県と隣接しています。村の北部には弘法大師空海が開山した真言密教の聖地、高野山があり、南には高野龍神国定公園の一部である伯母子岳や護摩壇山が連なっています。地勢は高低差が激しく、標高が高いため、冬季は寒冷で多量の降雪があり、夏季は涼しく避暑地として広く知られており、特に関西地方から人気を集めています。

野迫川村漁業協同組合が管轄する川原樋川はアマゴ釣りの名所として知られています。例年4月初旬に解禁され、8月末まで楽しむことができます。他の河川と比べて1ヶ月ほど解禁が遅く、1ヶ月ほど禁漁が早い河川となっています。解禁が遅いながらも、解禁される頃には渓流釣りのハイシーズンということもあり、待ち侘びた釣り人で賑わいます。天然のアマゴも多く生息しており、ポイントによっては狙うことができます。ルアーの釣りでは少し水温が上がってきた頃が狙い目で、かかりも良くなります。放流区間などは漁協のFacebook等で公開されているので要チェックです。


更新日：2024年10月18日