奈良県吉野郡上北山村を流れる北山川と小橡川(ことちがわ)は、大峰・大台ヶ原を源とする清流で、山間の渓谷地帯を縫うように流れています。これらの河川は急流や淵、浅瀬が織り交ざった多様な流れを持ち、アユやアマゴが好む環境が広がっています。豊かな自然環境と清流は、釣り人だけでなく、訪れる人々の心を癒やしてくれます。
この地域では、アユやアマゴを中心に、コイ、ウナギ、フナ、ニジマスなど、さまざまな釣りの楽しみ方ができます。釣り場は住宅地域に近く、アクセスの良さも魅力です。
また、各地区の河川近くには公衆トイレが整備されており、初心者や高齢の方、家族連れでも安心して釣りを楽しめます。
さらに、一部にはキャッチアンドリリース区間が設けられ、自然環境や魚の資源を守る取り組みも行われています。
上北山村のアユは、その美味しさと品質でも知られており、全国の清流のアユを集めた「第25回清流めぐり利き鮎会」(高知県友釣連盟主催)では準グランプリを受賞した実績があります。
釣って楽しい、食べて美味しいアユをぜひ現地で味わってみてください。
放流情報
•アマゴ成魚:3月中旬に約800㎏
•アマゴ稚魚:4月上旬に約3万匹
•アユ稚魚:4月上旬〜中旬に約650㎏
•ウナギ:6月中旬に約10㎏
上北山村漁業協同組合 公式ホームページ
更新日:2025年5月9日