河川の特徴
揖保川は兵庫県南西部に位置し、その源流は中国山地の藤無山(ふじなしやま)に発し、南下して播磨灘に注ぐ、全長70km、流域面積810㎢の一級河川です。揖保川は、加古川に次ぐ広大な流域面積を誇り、播磨五川と呼ばれる兵庫県の五つの河川(揖保川・加古川・市川・夢前川・千種川)の一つです。
揖保川に生息する魚は、アユ、アマゴ、イワナ、ニジマスなどの渓流魚、さらにはウナギ、カニ、ハエ、ワカサギ、ウグイ、スッポンなど多岐にわたります。しかし、揖保川の真骨頂と言えるのは何と言ってもアユ釣りです。揖保川本流にかかる神河橋(かみかわばし)近くに立つ「鮎友釣り発祥の地 縁の岩」の石碑が物語る通り、ここがアユの友釣り発祥の地(※諸説あり)とされ、春になると多くの天然遡上が見られます。また、豊富な石と豊かな水が流れる環境から、平成10年には日本記録の巨大アユが釣れたことでも知られています。
揖保川の本流や曽我井橋(そがいばし)周辺、薮下の瀬エリアは、特に人気ポイントとして、県内外のアユ釣りファンに親しまれています。初期の数釣りから、最盛期の良型、終盤期の尺アユが狙えます。
また、揖保川の中流から下流にかけてはサツキマスが狙え、上流部や支流では、アマゴ釣りを楽しめます。源流部にはキャンプ場が多数あり、釣りキャンプにももってこいです。自然と一体となり、様々なアクティビティを楽しめる揖保川にぜひお越しください。
更新日:2023年12月26日
漁協情報
揖保川漁業協同組合
宍粟市山崎町五十波
1013
TEL.0790-62-6633
FAX.0790-62-6634
管 区
揖保川及び支流
魚 種
アユ・アマゴ・ニジマス・イワナ・サツキマス・コイ・フナ・ウナギ・オイカワ・ウグイ・ワカサギ他
漁 期
アユ:
公示日から10月31日
アマゴ・ニジマス・イワナ・サツキマス:
3月1日から8月31日
コイ・フナ・ウナギ・オイカワ・ウグイ・ワカサギ:
1月1日から12月31日
スジエビ・ヌマエビ・テナガエビ・スッポン・ヨシノボリ:
1月1日から12月31日
モクズガニ:
10月1日から3月31日 ※但し、第3条第3項に定める区域においては11月1日から3月31日まで
漁 法
手釣・竿釣(とも釣り・ルアー・フライ)・餌付けかご・タモ網を使用して行う漁法。
遊漁券
アユ 年券・・・¥13,500
アユ 日券・・・¥3,500
渓流 年券・・・¥7,200
渓流 日券・・・¥2,600
ハエ類 年券・・・¥2,600
ハエ類 日券・・・¥700
ウナギ 年券・・・¥2,000
ダム券 年券・・・¥5,000
ダム券 日券・・・¥2,000