子吉川は秋田県と山形県の県境にそびえる鳥海山（ちょうかいさん）に源があり、多くの支流を合わせて本荘平野を流れ、由利本荘市の中心を北西にすすみ日本海に注いでいる一級河川です。流域の八割は山地で、鳥海山を中心とした豊かな自然の景観に恵まれています。
山間部の渓流域にはイワナやヤマメが生息し、上流域から中流・下流域にかけてアユやサクラマスが生息しています。

子吉川水系漁協は子吉川とその支流を管轄し、県南部のとても広い範囲が管轄範囲となっています。

期間を通じて様々な釣りを楽しむことができますが、特に春はサクラマス釣りが人気で、解禁当初は下流域の新二十六木橋周辺や高速高架下周辺、森子橋周辺が人気のポイントです。また近県だけでなく、遠くは関東からの釣り人も多く見受けられ、人気の高さが伺えます。同じ秋田県を流れる米代川、雄物川と比べ、流れに立ち入らなくても比較的安全な釣りポイントが数多くあります。特に春先は、雪代の影響もあり水量が多くなることもあります。釣りの際には、安全に配慮してお楽しみください。夏は鮎釣りも人気で、長瀬橋付近から伏見橋付近までの広いエリアで楽しむことができます。

子吉川水系漁協は、毎年、アユや渓流魚、サクラマスの放流活動を行っています。地域の子供達を交えた活動も行っており、地域に根ざした活動を行っています。また監視の際に釣果の聞き取りも行っていますので、ご協力をお願いします。


更新日：2024年2月1日