馬淵川は、岩手県北部から青森県南東部に流れ、岩手県下閉伊郡と岩手郡の境にある袖山が源流です。周辺には1,000m級の山々が連なり、付近は開拓された豊かな放牧場となっています。
北上山地と奥羽山脈の山間を流れ、県境付近で奥羽山脈を源流とする安比川等の支流を合わせて青森県に入ります。
当組合は、馬淵川と安比川の合流点から下流の馬淵川本支流、及び、同合流点から上流の安比川本支流を管轄しています。
令和4年度におけるアユ放流量は2,500kgで、県内有数の放流量です。
河川の状況に応じて放流箇所を細かく地区に分け、設定をしています。一般遊漁者が十分に友釣りを楽しめるように投網の禁止区域を10箇所設けて、長くアユの友釣りが楽しめるようにしています。
安比川は、イワナとヤマメが混生する渓流となっています。上流域は谷が深く近くに道路もないため入渓は難しい環境ですが、中流部は広々と開けた川幅のある流れで、低い堰提が連続しています。渓流ファンも満足できる釣り環境があります。
出典:
岩手県内水面漁業協同組合連合会
更新日:2023年9月5日