河川の特徴
雫石川東部漁業協同組合は、岩手県を流れる一級河川・雫石川を管轄する漁業協同組合の1つです。雫石川は北上川水系の支流で、秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがる標高1,637メートルの活火山・秋田駒ヶ岳に源を発し、東へ流れ、御所ダムを経て盛岡市中心部で本流の北上川に合流します。
秋田駒ヶ岳は十和田八幡平国立公園の南端に位置し、奥羽山脈の一つを成しています。全国にある数駒ヶ岳の中でも、特に高山植物が豊富な山として知られています。標高は高くないものの、頂上効果によって広がる偽高山帯が特徴で、現在も活発な火山活動により山頂の地形が変わり続けています。また、日本二百名山の一つであり、秋田駒ヶ岳が807年に噴火した際、田沢湖が形成されたとする伝説も残されています。古くは「駒形山」と呼ばれ、山頂には火山神・駒形神が祀られていました。駒形神は農作の神としても信仰され、かつては女人禁制の山とされていた歴史があります。
雫石川では多種多様な魚釣りが楽しめます。アユ釣りは公示日から11月末まで楽しむことができ、友釣りに加えて、ルアー釣り専用区も設定されており、初心者から経験者まで幅広い釣り人に対応しています。ルアー釣り専用区は、7月初めから10月末まで、雫石川と諸葛川の合流地点から市兵衛川合流地点までの区間で設けられています。
ヤマメやイワナ釣りは、3月初めから9月末まで楽しむことができます。解禁直後は東北地方特有の残雪があり、雪景色と緑豊かな風景のコントラストを楽しむことができるのも魅力です。また、サクラマスやウナギ釣りも行うことができ、季節ごとにさまざまな釣りを楽しむことができます。
更新日:2024年10月17日
漁協情報
雫石川東部漁業協同組合
盛岡市上鹿妻清水田
5番地
TEL.
FAX.
管 区
雫石川及び支流
魚 種
あゆ・やまめ・さくらます・いわな・うなぎ・うぐい・こい・ふな・かじか
漁 期
あゆ
7/1から11/30までの期間内で組合が定めて公表する期間
やまめ・いわな
3/1~9/30まで
さくらます
3/1~6/30まで
うなぎ・うぐい・こい・ふな
1/1~12/31まで
かじか
6/1~9/30まで
漁 法
友釣・どぶ釣・がら掛け・餌釣・擬餌釣
遊漁券
全魚種年券・・・¥6,100
全魚種日券・・・¥1,200
雑魚年券・・・¥4,000
雑魚日券・・・¥700
県内共通遊漁券(全魚種)・・・¥22,400
県内共通遊漁券(雑魚)・・・¥15,700