岩手県久慈川は岩手県沿岸北部に位置し、久慈市の中心部を流れています。
水源地は久慈市と葛巻町をまたぐ平庭岳(ひらにわだけ)から流れ、遠別川や長内川、夏井川などと合流し、太平洋に注ぎます。水源から河口まで全長27.6kmあり、二級河川です。
中流部にある景勝地「久慈渓流」は、渓流釣りの名所としても知られています。特徴でもある切り立った岩壁は2億5000万年前のサンゴ礁が堆積したもので、地層にあったものがプレート移動の衝突によって隆起したと言われています。
春は新緑、秋は紅葉など四季の色彩を織りなす渓相美のなか釣りに興じることができます。
釣りの対象魚種はアユ、ヤマメ、イワナ、サクラマスで、アユ、サクラマスは太平洋からの天然遡上もあります。久慈川本流域は淵と瀬が連続する地点が多く、イワナやヤマメ釣りのポイントとなっています。そのほか、遠別川、岩井川や南細沢の支流もイワナ釣りの人気のポイントとなっています。
久慈川漁協では、令和5年度にアユ700kg、ヤマメ1,700kg、イワナ300kgの放流を実施しています。
※令和7年度においては、遊漁券の販売を行いません
出典:
岩手県内水面漁連HP
更新日:2025年5月28日