河川の特徴
小本川漁業協同組合は、岩手県を流れる二級水系小本川の本流である小本川の上流域を管轄する漁業協同組合です。小本川は、岩手県下閉伊郡岩泉町に位置する早坂高原を水源とし、岩泉町内を東西に横断して太平洋に注ぐ二級河川です。豊かな自然と多様な魚種を擁し、特にアユ釣りで知られる人気の釣り場となっています。
組合員数は岩手県内でも有数の規模を誇り、水産資源の管理や養殖、放流、そして釣りを楽しむ釣り人たちへのおとりなどのサービスの提供を行っています。組合は、定期的に水産資源の調査を行い、適切な漁獲量を定めるなど、水産資源の持続可能な利用を目指しています。また、釣り場へのアクセス道路の整備や、ゴミの回収など、釣り人が快適に釣りを楽しめるよう、釣り場の整備を行っています。
小本川は、清澄な水と豊富な餌を求めて多くのアユが生息する、まさにアユ釣りの聖地と言えるでしょう。毎年多くの釣り人が訪れ、夏の風物詩となっています。
アユは例年7月上旬から10月末まで楽しむことができます。漁協はアユの稚魚の放流や、河川環境の改善など、水産資源の維持向上にも力を入れています。
中流域には、ヤマメやイワナなど渓流魚が数多く生息しており、渓流釣りも楽しめます。特に雪解け水の影響が少ないため、春から夏にかけて安定した釣果が期待できます。
小本川は豊かな自然に囲まれており、釣りだけでなく、自然観察や散策なども楽しめます。龍泉洞など、周辺には観光スポットも数多く存在します。
小本川漁業協同組合は、より多くの人々に川の魅力を知ってもらおうと、様々な取り組みを行っており、釣り体験教室の開催や、地域の子供たちを対象とした環境学習などを開催しています。小本川は、美しい自然と豊富な水産資源に恵まれた、素晴らしい河川です。小本川漁業協同組合は、この豊かな自然を後世に残すため、そして多くの人々に釣りを楽しんでもらうために、様々な活動を行っています。
更新日:2024年10月18日
漁協情報
小本川漁業協同組合
下閉伊郡岩泉町岩泉字中野
40-42
TEL.0194-32-3215
FAX.0194-32-3215
管 区
小本川及び支流
魚 種
アユ・ウグイ・ヤマメ・イワナ・ウナギ・コイ・フナ・サクラマス・カジカ
漁 期
アユ:
公示日〜10月31日
ヤマメ・イワナ:
3月1日〜9月30日
サクラマス:
3月1日〜6月30日
カジカ:
6月1日〜9月30日
ウグイ・ウナギ・コイ・フナ:
1月1日〜12月31日
漁 法
竿釣(餌釣り・疑似餌釣り)を使用して使用して行う漁法。
遊漁券
雑魚 年券:・・・¥5,000
雑魚 日券:・・・¥1,000
アユ 年券:・・・¥7,000
アユ 日券:・・・¥1,400