河川の特徴
岩木川は、本州最北の一級河川です。青森県西部の日本海側に位置し、白神山地の雁森岳(標高987m)を水源としています。
弘前市付近で流れを北に変え、平川・十川・旧十川等の支川を合わせて津軽平野を貫流し、十三湖に至り日本海に注いでいます。
河口付近が湖になっている川は全国で珍しく、鳥取県の斐伊川、青森県の高瀬川と北海道の網走川に限られます。
海と湖の境目は細い海岸線で、海水と淡水が混じり合う汽水湖です。
当漁協は、源流部から十三湖までの100km以上の範囲の漁場を管轄しており、上流域にはヤマメやアユ・イワナ・モクズカニ・カジカ類下流ではコイやフナ・カワヤツメなどが生息しています。組合の管轄する岩木川流域は、世界自然遺産の白神山地や十和田八幡平国立公園、津軽国定公園に指定されるなど確かな自然に囲まれた恵まれた地域で、4月からはヤマメ、イワナの遊漁が楽しめ、7月からはアユ釣りで賑わいます。
岩木川ダム付近ではキャンプ場があり、近年アウトドア人気の高まりもあり、人気のエリアとなっています。漁協では管理漁場を予定しています。
また私たちの岩木川は、流域耕地面積率が高いことが特長です。高水敷の利活用が進んでおり、多くはリンゴ畑となっています。特に中流域では川の中とは思えぬほどの広がりで、ダムによる洪水リスクがカットされた河川管理環境とリンゴの一大産地である熱意が、岩木川を形成しています。
更新日:2023年11月29日
漁協情報
岩木川漁業協同組合
青森県
弘前市大字紙漉沢山越
124-1
TEL.0172-88-5830
FAX.0172-88-5830
管 区
岩木川及び支流
魚 種
アユ・コイ・フナ・ウグイ・ヤマメ・イワナ・カジカ・サクラマス・カワヤツメ
漁 期
アユ:
7月1日~12月31日
コイ・フナ・ウグイ・カジカ:
1月1日〜12月31日
イワナ・ヤマメ:
4月1日〜9月30日
サクラマス:
6月1日〜7月31日
カワヤツメ:
10月1日〜5月31日
漁 法
竿釣・たも網
遊漁券
年券 サクラマスを除く魚種・・・¥6,000
年券 渓流・・・¥4,000
日券 サクラマスを除く魚種・・・¥1,000
年券 サクラマス・・・¥8,000
日券 サクラマス・・・¥2,000