河川の特徴
肱川漁業協同組合は、四国の南予地方を流れる肱川水系の一級河川、肱川を管轄しています。肱川の全流域は愛媛県内にあり、その名前は「ひじかわ」と読みます。源流は西予市宇和町の鳥坂峠付近に位置し、四国山地を横断して瀬戸内海の伊予灘に注ぐまでに、474もの支流と合流します。その長さはおよそ103キロメートルで、四国の中でも比較的長い河川となっています。
肱川は流域面積の約9割が山地ですが、河口部は水深が深く勾配も緩やかなため最大で約12キロメートルにも及ぶ海水の流入があり、海水魚も確認できます。また、肱川の水は流域外へも導水されており、例えば、野村ダムによってせき止められた水は、南予用水を通じて北は佐田岬半島から南は宇和島までの南予地方一帯を潤しています。特に愛媛県の名産品である柑橘類の果樹園にとっては、この水は欠かせない存在です。肱川漁業協同組合は肱川の主に中流部から河口に至るまでとその支流を管轄しています。
アユ釣りや網漁は例年6月頭から12月末まで楽しむことができ、特に天然遡上の香り豊かなアユが多く生息しているのが特徴です。12月末まで川魚を楽しめる数少ない漁協の一つで、子持ちのアユが味わえます。漁協では積極的なアユの放流活動を行う一方で、天然のアユを守る取り組みも実施しています。
アマゴ釣りは例年2月初頭から9月末まで楽しむことができ、漁協ではアマゴの放流や漁場環境の整備を進めています。また、ウナギやモクズガニも年中楽しむことができ、多くの釣り人を魅了しています。
更新日:2024年10月17日
漁協情報
肱川漁業協同組合
大洲市柚木
1034-3
TEL.0893-24-2410
FAX.
管 区
肱川
魚 種
アユ・ウナギ・アマゴ・コイ
漁 期
アユ:
6月1日〜12月31日
ウナギ・コイ:
1月1日〜12月31日
アマゴ:
2月1日〜9月30日
モクズガニ(鳥首から上流・全域の支流):
8月1日〜翌4月30日
モクズガニ(鳥首から下流・全域の支流):
9月1日〜翌4月30日
漁 法
手釣・竿釣・投網を使用して行う漁法。
遊漁券
とあみ 年券:・・・¥8,000
とあみ 日券:・・・¥3,000
遊魚A 友釣り 年券:・・・¥4,000
遊魚A 友釣り 日券:・・・¥1,500
遊漁B 年券:・・・¥2,500
遊漁B 日券:・・・¥1,000