秋田県の県北に位置する阿仁川は、流程が60kmにもおよぶ米代川水系最大の支流です。
マタギの里として知られる比立内を源流域に北流し、米代川に合流します。日本海から4月にはサクラマス、6月アユ、11月にはシロザケが遡上してきます。
近年、アユの天然遡上が好調で、解禁当初から20cmの良型アユが釣れ、1人あたりの平均釣果が30〜40匹、中には70匹の釣り人もいます。
アユ釣り雑誌では「北の横綱」と称される米代川において、阿仁川はアユ釣り人気を牽引する代表河川となっています。
また、流れ込む支流、沢も多く、ヤマメ、イワナの渓流釣りが盛んな川でもあります。
雨による増水や濁りで1週間釣ができない米代川本流と異なり、谷が深い自然渓流であるため天然の濾過機能が発揮され、水引が早く透明度の高い水に戻るため、シーズン通して安定した釣りができることも人気の一つです。
出典:
阿仁川漁協HP
更新日:2021年10月29日