釣り場情報

豊川・寒狭川(寒狭川中部漁協) (愛知県新城市)

豊川・寒狭川(寒狭川中部漁協)

(愛知県新城市)

河川の特徴

愛知県北設楽郡(きたしたらぐん)段戸山(だんどさん)に水源を発し、北設楽郡設楽町、新城市、豊川市、豊橋市と東三河を流れ下り、三河湾へと注ぐ豊川(とよがわ)。途中、宇連川(うれがわ)との合流点より以北は、かつて寒狭川(かんさがわ)と呼ばれ、現在でも通称として、この「寒狭川」の名前で呼び親しまれています。

寒狭川中部漁協管内は、水源から宇連川合流までの中核をなすエリアで、上流境は、当貝津川(とうかいづがわ)合流部より下流、下流境は、布里(ふり)堰堤までの、総流程はおよそ30kmで、管轄河川は豊川(寒狭川)本流のおよそ10km、第一支流の巴川(ともえがわ)のおよそ20kmとその支流です。新東名高速道路「新城インター」から20分ほどで釣り場に到着できる、中部圏の身近なフィールドです。

メインのターゲットはアユとアマゴ。その他にもコイ、ウナギ、オイカワが遊漁対象となっています。

【アマゴ釣り】
早春よりスタートする渓流釣りの対象魚となるアマゴは、本支流のどちらにも生息していますが、メインエリアとなるのはやはり支流の巴川です。解禁は毎年2月の第一日曜日を特別解禁、翌日から一般解禁となり、中部エリアで最も早い解禁となる河川の一つです。

アマゴは、成魚放流と稚魚放流。そして、2020年秋から始めた発眼卵放流、2021年初夏から試験的に始めた親魚放流の4種の増殖方法をとっておりますが、シーズン初めのアマゴは成魚放流によるものがメインのターゲットとなってきます。
また、寒狭川本流(豊川)には放流はありませんが、大場所には大型化したアマゴが居着き、ゴールデンウィークから鮎解禁の頃は、ルアー、餌ともに実績があります。鰭が張り、体高がある本流アマゴは、確率は低いですが、一発勝負のスリルを楽しむにはもってこいの釣りでしょう。

【アマゴ釣り場紹介】
支流の巴川は、川幅もさほど広くなく、餌釣りなら竿は5.4メートルまでで釣りになるでしょう。シーズン当初は、餌はイクラ、ぶどう虫などですが、川虫も多く、現地で充分採取できます。巴川合流点から1kmほど上流にある「曲がり淵」や、そのさらに500メートルほど上流にある一色白鳥神社園庭を経て丸瀬橋までが餌釣りエリアで、良好なポイントが続きます。

毛鉤エリアは、巴川丸瀬堰堤より上流に向かい大和田川はこぼき堰堤まで、島田川は準用島田川を経て、岩波川の岩波橋までとなっています。フラットな里川から落差のある少渓流まで楽しんでいただけます。

ルアーエリアは、大和田川こぼき堰堤から上流に向かい、作手見代地内(旭橋)までとなっています。ダイナミックな流れの中には天然魚も混じり、美しいアマゴと出会えるでしょう。


【アユ釣り】
アユ釣りは、寒狭川本流(豊川)と巴川中流域がメインフィールドになります。稚アユの放流を5月初旬から行い、6月中旬から7月にかけてアユの解禁となります。本流は川幅も広く、ダイナミックな釣りになります。一方、支流の巴川は足場もよく、年配の方々にも比較的安全に楽しんでいただけます。

毎年、大型に育ったアユが友釣りファンを楽しませてくれますが、2024シーズンより釣り人の皆様のご要望が高かった「アユのキャスティングによるルアーフィッシング」が可能になりました。こちらはエリアをゾーニングして楽しんで頂くよう、現在エリア選定中です。

【寒狭川中部漁協の取り組み】
当組合では、2022年のシーズンよりアマゴの「ゾーニング管理」を行なっております。これは、最上流部を禁漁区とし、アマゴの発眼卵放流、稚魚放流、さらには親魚放流で増殖を行い、その下流部を通年のキャッチ&リリース区間(毛鉤とルアーのゾーン分け)、さらにその下流部に、キープOK(10匹程度まで)のえさ釣りエリアを設けております。

最上流部には、密漁などを未然に防ぐために監視カメラも設置し、釣り人の皆様が一目瞭然にわかる看板、旗等も設置してあります。これにより、水産庁が提唱する、最上流部で安全に増殖したアマゴの「しみだし効果」が図られ、成魚放流だけに頼らないアマゴの川が出来上がることが期待できます。

さらに2024シーズンより、新しい取り組みとして島田川中島堰堤より上流に向かい、赤松堰堤までの約1.5kmの区間に「特別区」を設けました。濃密放流区とし、1日3000円 釣法フリーで持ち帰り制限無し。これから渓流釣りを楽しんでいただく方々には、もってこいの区間です。基本土日祝日営業で、4月27日オープン予定になります。

私ども寒狭川中部漁業協同組合は、過去からの伝統を守りながらも、常に新しいことにチャレンジしていきます。釣りきり型の河川運営から、解禁から禁漁までの区間を長く楽しんで頂く、「いつも魚が見える川」を目指して、これからも様々な取り組みを続けていきます。

入漁券の取り扱いは、現在、三和太屋、寿々屋、杉下おとり店、川合民宿の4軒あり、また、インターネットの電子遊漁券にも対応しております。



更新日:2024年2月19日

漁協情報

寒狭川中部漁業協同組合
新城市只持字中貝津 10-1,10-3
TEL.0536-36-0222 FAX.

管 区

寒狭川中部及び支流

魚 種

アユ・アマゴ・コイ・オイカワ・ウナギ

漁 期

アユ: 公示日から12月31日
アマゴ・オイカワ: 公示日から9月30日
コイ・ウナギ: 公示日から12月31日

漁 法

竿釣(友釣・ルアー釣・フライ釣・ガリ釣・ピンコ釣)刺網・うげを使用して行う漁法。

遊漁券

アユ 年券:・・・¥15,000
雑魚 日券:・・・¥1,800
雑魚 年券:・・・¥8,700
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