岡山県を流れる成羽川(なりわがわ)は、広島県庄原市東城町の道後山(標高1,269m)に源を発し、吉備高原(神石高原)を経て岡山県高梁市備中町まで、深く美しい渓谷を形成しながら流れています。最終的には高梁市で高梁川に合流する一級河川です。
成羽川は、アユの友釣りで広く知られています。清流が育むアユは、6月から10月にかけての夏の風物詩として、多くの釣り人に親しまれています。特に夏場は川の水量が安定しており、釣りに最適な条件が整っています。
成羽川漁協では、水産資源の保全と豊かな釣り環境の維持に力を入れています。とくに年魚であるアユについては、河川の特徴にあった種苗を選択して、例年4,000kg(およそ300,000尾)を放流しています。
また、川に生きるすべての魚たちが元気に泳げるような環境を守り育てることを使命とし、次世代に誇れる川を残すための行動を続けています。釣り人はもちろん、地域住民や訪れるすべての人々にとって心癒される存在となる川を目指しています。
ぜひ岡山県・成羽川に釣りにいらっしゃってください。澄んだ流れと美しい渓谷の景色が、日常を忘れさせてくれるひとときを、きっと届けてくれるはずです。
成羽川漁協HP
更新日:2025年4月11日