北海道北部に位置する朱鞠内湖(しゅまりないこ)は、奥深い森の中に存在する、日本最大級の人造湖です。
この湖を拠点に活動する朱鞠内湖淡水漁業協同組合が管理する釣り場では、北の湖ならではの本格的なフィッシングが体験できます。
この湖での最大の魅力はイトウとの出会いです。淡水魚としては最大級のサイズと野性味を誇るイトウは、多くのアングラーの憧れ。
朱鞠内湖ではこの幻の魚をターゲットに、全国から釣り人が訪れます。
そのほかにも、アメマスやサクラマスといった人気のトラウトや、夏場にはコイやフナをイやフナを求めて訪れる釣り人も多く見られます。
釣り場としてのロケーションも魅力的で、車で気軽にアクセスできる前浜エリアは、初心者からベテランまで幅広い層に人気です。また、春と秋の限定シーズンには渡船サービスを利用して湖の島へ渡り、静かなポイントでじっくりと釣りを楽しむこともできます。
湖に生息するトラウト類はほぼすべてが天然魚であり、漁協ではその貴重な環境を守るための取り組みも積極的に進めています。
現在は、かつてイトウが生息していた上流河川に対し、埋没卵や稚魚の試験放流を行い、生態系の回復と持続的な保全を目指した長期的なプロジェクトが進行中です。
豊かな自然と向き合いながら、未来につながる資源管理を大切にする姿勢も、朱鞠内湖の魅力を一層深めています。
朱鞠内湖淡水漁協HPはこちら
更新日2025年8月28日