福島県は東西に広く、太平洋と阿武隈高地にはさまれた「浜通り地区」、阿武隈高地と奥羽山脈にはさまれた「中通り地区」、奥羽山脈と越後山脈にはさまれた「会津地区」の3地域に分けられます。
阿賀川非出資漁協は、福島県会津地区を流れる阿賀川とその支流を管轄しています。世界有数の豪雪地帯が織りなす特色豊かな地形と豊かな流れは、本格的な渓流釣り場として人気があります。その中で、喜多方市を流れる一ノ戸川、大塩川、押切川や田付川は魚影が濃く、イワナやヤマメの好ポイントが多数存在します。
阿賀川非出資漁協では、イワナとヤマメの増殖に力を入れています。ヤマメ稚魚を7月に約16,000尾、イワナ稚魚を9月に30,000尾、ヤマメ・イワナ成魚を3月から5月に計810㎏、ウグイ稚魚を10月に250㎏、コイ稚魚を10月に800kg、フナ稚魚を12月に700㎏放流を行なっています。
また、毎年6月と10月には地域の子どもたちとコイ・ウグイ放流体験学習会を実施し、生きた魚との触れ合いの機会を提供しています。内水面への理解とともに、身近な河川の役割や動植物への学習、並びに河川環境の保全の重要性を学ぶ手助けとなるよう取り組みをしています。
阿賀川非出資漁業協同組合ホームページ
更新日:2023年7月24日