蘇陽地域(そようちいき)漁協の名前にもある蘇陽は、かつて熊本県阿蘇郡にあった町で、県東端に位置し宮崎県に接していました。2005年に町村合併し、今は熊本県上益城郡山都町(かみましきぐんやまとちょう)となっています。ちなみに蘇陽の名前は蘇陽峡から名付けたと言われています。
蘇陽地域漁協の管轄は五ヶ瀬川(ごかせがわ)とその支流です。五ヶ瀬川は、宮崎県と熊本県の県境にそびえる標高1,684mの向坂山(むこうざかやま)を源流に、多くの渓流を合わせつつ渓谷を流下し、さらに岩戸川、日之影川、綱の瀬川などの支流を合わせ延岡平野に入り、大瀬川と分派後、延岡市街地を経て河口付近で祝子川、北川を合わせ日向灘に注ぐ一級河川です。その五ヶ瀬川上流の一部は熊本県東端を流れて、県内流域部で最も有名な景勝地が蘇陽峡です。蘇陽峡は五ヶ瀬川によって形づくられた、県内有数の峡谷です。
蘇陽峡は、U字型の峡谷で、その幅は200mから300mもあり、深さが150mから200mの切り立った絶壁が14kmも続いています。その雄大な景色から「九州のグランドキャニオン」と呼ばれています。
釣りスポットは、五ヶ瀬川本流と神働川(しんどうがわ)や二津留川(ふたづるがわ)などの熊本県側の支流となっています。また、川走川(かわばしりがわ)最上流には木郷滝(きごうたき)自然釣りセンターがあり、子どもから上級者まで本格的な釣りを楽しむことができます。
木郷滝自然釣りセンター(リンク先:https://www.kigo.co.jp/)
※ご注意ください。
蘇陽地域漁協の管轄は、熊本県側の五ヶ瀬川本流とその支流です。五ヶ瀬川と川走川が合流する場所より下流部の本流と支流、及び馬見原地区より上流の五ヶ瀬川と支流の三ヶ所川は宮崎県 西臼杵漁協の管轄となります。別途、西臼杵漁協の遊漁券を購入ください。
更新日:2024年2月7日