「三方五湖」は福井県の南部地方にある5つの湖によって構成される湖の総称です。淡水域の三方湖、日向湖、汽水域の水月湖、菅湖、久々子湖となっています。
そのうちの海山漁協が管轄する水月湖は、湖の底に落ち葉やプランクトンの死骸などが7万年もかけて堆積して、美しい縞模様「年縞」という堆積層が有名です。静かな湖によってゆっくり形成されることによって非常に状態の良い美しい堆積層が、年代特定を行う上で学術的にも貴重なデータとして注目されています。2005年にラムサール条約指定湿地に登録され、水棲生物の多様性を目指し、地域一体となって自然再生・環境改善を行なっています。
鳥浜漁協と海山漁協ではコイやフナの増殖に力を入れています。コイ釣りでは、全国的にも有名な湖で大物のコイを狙いに足繁く通います。
出典:
福井県内水面漁連HP
更新日:2021年11月18日