河川の特徴
青森県十和田市を流れる奥入瀬川は、十和田湖から流れ出る唯一の川で、焼山(やけやま)までの14㎞を奥入瀬渓流と呼ばれます。それより下流は奥入瀬川となって太平洋に注ぎます。
奥入瀬渓流の渓谷内には、岩石が露出し多くの滝がかかっているほか、流量が一定であることから、川の中の小さな岩にも苔やかん木が生えています。
まわりの広葉樹林とも調和して日本有数の渓流美であり、ここで釣ってみたいと思わせる川です。
水量は人のひざ下ほどで安定しており、初心者や年輩の方でも、安全に安心して釣りができる川です。
ここには、細かい流れを丁寧に攻めていくと、渓相にあった美しいイワナとヤマメに出会えます。
焼山から下流域は、太平洋に直結しているため天然魚が豊富な川です。
春先には、サクラマスが遡上し、6月にサクラマス釣りが解禁となります。
近年では青森県では1番サクラマスがのぼる川として、サクラマス釣りアングラーの人気の川となっています。
夏前には天然の鮎が遡上します。味も見た目も美しく、赤石川の金鮎に対比して、銀鮎と呼ぶ人もいます。
11月にはサケが産卵のため上がってきます。各所の橋からのぞくと、まじかにそれらの魚を見ることができます。
出典:青森県内水面漁連HP
更新日:2023年11月21日
漁協情報
奥入瀬川漁業協同組合
十和田市大字奥瀬字中平
61-1
十和田湖商工会内
TEL.0176-72-3933
FAX.
管 区
奥入瀬川、蔦沼、長沼および、支流。
魚 種
サクラマス・アユ・コイ・ウグイ・ヤマメ・イワナ・ニジマス・ウナギ・ヒメマス(蔦沼のみ)
漁 期
アユ:
7月1日〜翌年3月31日
コイ:
1月1日〜12月31日
ヤマメ・イワナ・ニジマス・ウナギ・ウグイ:
4月1日〜9月30日
ヒメマス(蔦沼のみ):
5月1日から12月31日(9月1から10月10日は禁止期間)
サクラマス:
6月1日〜7月31日
漁 法
手釣、竿釣、たも釣、四ツ手釣を使用して行う漁法
遊漁券
年券 一般魚種・・・¥6,000
日券 一般魚種・・・¥1,000
年券 さくらます(一般魚種含む)・・・¥12,000
日券 さくらます(一般魚種含む)・・・¥3,000
年券 ひめます(蔦沼のみ)・・・¥3,000
日券 ひめます(蔦沼のみ)・・・¥400