上小漁協は全長367キロと日本一の長さを誇る信濃川(千曲川)の上田市周辺とその支流である依田川(よだがわ)・鹿曲川(かくまがわ)・神川(かんがわ)などを管理する漁協です。
例年、アユの友釣り解禁日は6月下旬となり、全国的には遅い印象を受けますが、長野県内では比較的早く、近隣の釣り人にとってメジャーなスポットとなっています。
上小漁協のホームページには「鮎マップ」や「鮎ブログ」が公開され、放流量や友釣り専用区、オトリ販売店、釣果や河川の状況などが分かりやすく掲載されています。初めての方でも親しみやすい情報が揃っており、「鮎マップ」は管内の市町村役場や地域自治センターにも置かれているので手に取りやすいでしょう。
渓流釣りは主に支流で楽しむことができ、イワナやヤマメ等の放流が公開・非公開ともに行われています。渓流釣りには専用の渓流漁場も設けられており、「上小渓流マップ」を確認して、ルールを守りながら釣りを楽しむことができます。
依田川は川幅も広く、水量も多いため、良型のヤマメやイワナを狙うことができます。依田川上流の大門川や和田川では、数釣りに人気があります。武石沖下や大門川との合流付近等に設置されたテトラポットや岩付近では大物が狙えます。また、経験が少ない方でも安心して楽しめるよう、特設釣り場も整備されています。
上小漁協では、放流事業に取り組む一方で、外来種の防除などにも積極的です。生態系の徹底した維持管理と、釣り人向けの鮎マップ、渓流マップの発行により、良好な釣り場環境が実現されています。
上小漁協ホームページ:https://www.josyogyokyo.com/
更新日:2024年2月7日