河川の特徴
胎内川漁業協同組合は、新潟県胎内市を流れる二級水系の胎内川の本流と支流を管轄し、主な取り組みとして、サケやサクラマスの人工ふ化事業のほか、淡水魚の稚魚放流を継続的に実施しています。
胎内川は、その豊かな自然と多様な魚種から、釣り人にとっては隠れた名川となっています。とくに、サクラマスはこの河川のシンボル的な存在であり、多くの釣り人を魅了しています。とりわけ、春から夏にかけての遡上シーズンに多くの釣り人が訪れ、活気にあふれています。また、特徴的な地形の河川環境から、サクラマス以外にも、アユ、ヤマメ、イワナ、ニジマスなど、多くの魚種が生息しています。
胎内川は、飯豊山系に源を発し、源流部は深く険しい渓相が続いていますが、中流域では、夏の渇水期に川水が枯れて伏流水となることもありますが、本流筋では渓流釣りとアユ釣りが楽しめます。新潟県は信濃川や阿賀野川が知られていますが、北部地域では三面川や荒川、加治川といった多くの河川があります。そうした河川の中でも胎内川は距離が短く流域面積が小さい特徴があり、中流域にあっても一部区間岩間を流れるため、比較的流速も速い傾向がありますが、緩やかな流域では、サクラマス釣りの恰好の場とみなされ、他の河川と一線を画しています。
近年では、胎内川周辺の観光開発が進み、釣りだけでなく、温泉やキャンプなど、さまざまな旅行や娯楽を楽しむことができるようになりました。その一方で、河道内に雑木の繁茂による環境の悪化や釣り人のマナーの低下といった問題も発生しています。本組合は、このような問題にも対処するため、関係機関との連携も強化し、漁場環境の改善や釣り人への注意喚起・広報活動を行い、将来に向けて更に河川環境を守るための取り組みを進めていきます。
更新日:2024年10月22日
漁協情報
胎内川漁業協同組合
胎内市
下赤谷
245ー1
TEL.0254-47-3122
FAX.0254-47-3334
管 区
胎内川及び支流
魚 種
アユ・コイ・フナ・ウグイ・ニジマス・イワナ・ヤマメ・カジカ・サクラマス
漁 期
アユ:
7月10日から9月30日・10月8日から11月30日
コイ・フナ・ウグイ:
1月1日から12月31日
ニジマス・イワナ・ヤマメ:
3月1日から9月30日
カジカ:
1月1日から4月10日・4月21日から12月31日
サクラマス:
3 月16 日から 6 月15 日まで
漁 法
竿釣、手釣
遊漁券
サクラマスを除く全魚種 年券・・・¥6,000
サクラマスを除く全魚種 日券・・・¥1,500
サクラマス 年券・・・¥20,000