稗貫川(ひえぬきがわ)漁業協同組合は岩手県花巻市を流れる一級水系北上川水系の支流である一級河川、稗貫川を管轄する漁業協同組合です。
岩手県宮古市、遠野市、花巻市にまたがってそびえる標高1917メートルを誇る早池峰山の頂上直下の標高1500メートル地点のコメガモリ沢を水源とします。
早池峰山は北上山地の最高峰で日本百名山、新日本百名山、新・花の百名山および一等三角点百名山に選定されています。
コメガモリ沢に源を発した後、早池峰登山口の河原坊よりV字谷を形成し岳川と名称を変えます。笛貫(ふえぬき)の滝や嫁ヶ淵との別名も持つ瀬織津姫(せおりつひめ)の滝及びいくつかの沢と合流した後、早池峰神社下流から稗貫川となります。瀬織津姫の滝では早地峰山に積もった雪の溶けた水が大量に流れ込み、勢いのある景観を作り出します。
それにより変化に富む淵や瀬を形成しつつ早地峰湖に流入します。
河川は旧大迫町の町内を流れた後、農村地帯を流れ、石鳥谷町にて緩やかに蛇行しつつ北上川へ合流します。
アユは例年解禁日から11月末まで楽しむことができます。
6月ごろにアユ釣りが解禁されるとスポットである早地峰ダムよりも下流では6〜8月のハイシーズンにかけて多くの釣り人で賑わいます。
また、県内屈指の人気を誇る渓流釣りスポットとしても知られています。
渓流への進入が簡単であることや、流れ込む枝沢の数が多く渓流魚の数や種類も豊富であることも要因の一つです。
ヤマメやイワナは例年3月頭から9月末まで、サクラマスは3月頭から6月末まで楽しむことができます。他にもウグイやコイ、ウナギやカジカなどの釣りも楽しむことができます。
岩手県内水面漁連HP
更新日:2025年5月28日