河川の特徴
上馬淵川漁業協同組合は、岩手県北部及び青森県南部を流れる一級水系馬淵川の本流である一級河川・馬淵川を管轄する漁業協同組合の一つです。「まべちがわ」と読み、馬渕川と表記することもあります。馬淵川という名前はアイヌ語の「マ・ベツ」という大きな川を意味する言葉に由来するという説もあります。岩手県葛巻町東部の北上高地袖山付近に源を発し南へ流れたのち、北西に転じます。青森県に入り北東に向きを変え、八戸市街地を流れ八戸市大字河原木で太平洋注ぎます。最下流部には八太郎橋が架かっており、河口付近には八戸港が位置します。
元々は河口付近で大きく湾曲する構造でしたが、水害が多かったため馬淵川を放水路により直接太平洋に注がせ、新井田川と分離する事により、現在の河口の姿や産業集積地が形成されました。現在では、外貿コンテナ航路を開設し、国際化に向けた取り組みも行われています。また、支川安比川の上流には、一大レクリェーションゾーンとして知られる八幡平市安比高原や、二戸市においては、馬淵川が作り出した2キロメートルにわたる砂岩層の大崩崖の馬仙峡などの景勝地を有しています。非常に流れが早い河川であるため釣り人の水難事故も相次いでおり、釣りに訪れる際には細心の注意が必要です。
馬淵川では大きく3つの釣りを楽しむことができます。
1つ目は渓流釣りです。馬淵川ではヤマメやイワナなどの渓流魚も多く生息しており、放流も行われているため期間中を通して釣りを楽しむことができます。渓流釣りは例年3月頭から9月末まで楽しむことができます。
2つ目はアユ釣りです。アユは例年7月頭に解禁されます。6月末の解禁前日には河川清掃も行われます。参加者にはおとりアユが配布されますので前乗りして解禁日に釣りを楽しむ方にはおすすめのイベントです。
3つ目はワカサギ釣りです。ワカサギ釣りは例年1月下旬から楽しむことができます。大志田ダムの菜魚湖で釣りを楽しむことができます。寒さも厳しいですがテントの貸し出しも行われているので安心して釣りを楽しむことができます。
更新日:2024年10月17日
漁協情報
上馬淵川漁業協同組合
二戸郡一戸町高善寺字大川鉢
24-9
(一戸町庁舎内)
TEL.0195-33-2111
FAX.0195-33-3770
管 区
馬淵川及び支流
魚 種
アユ・ウグイ・ヤマメ・イワナ・ウナギ・コイ・フナ・ワカサギ
漁 期
アユ
公示日から11月30日
ヤマメ・イワナ
3月1日から9月30日
ウグイ・ウナギ・コイ・フナ
1月1日から12月31日
ワカサギ
公示日から12月31日
漁 法
友釣・がら掛け・餌釣・置釣・擬餌釣
遊漁券
全魚種年券・・・¥9,000
全魚種日券・・・¥1,400
雑魚年券・・・¥6,000
雑魚日券・・・¥800