五ヶ瀬川(ごかせがわ)は、九州山地の向坂山(標高1,684m)東側を源流に、宮崎県北部を流れています。五ヶ瀬川は、高千穂町、日之影町を経て延岡市から日向灘に注ぐ流長106km、流域面積1,820㎢の一級河川です。また九州屈指の名川として広く知られています。
五ヶ瀬川の特徴としては水質の良さが挙げられます。平成23年に「水質が最も良好 な河川」に選ばれ、平成25年から令和3年まで9年連続で全国18河川のうちの一つに選ばれているとても綺麗な河川です。
もう一つの特徴はダイナミックなロケーションです。本流、支流を問わず深く切れ込んだ渓谷が特徴的で、連続する深い淵と荒々しい瀬はまさに、ヤマメや鮎といった魚たちを大きく育てる環境といえます。
その五ヶ瀬川水系は4つの漁業協同組合が管理しており、そのうち高千穂漁業協同組合では五ヶ瀬川本流にある日之影町入戸ダムより上流の高千穂、日之影、五ヶ瀬エリアを管理しています。
鮎の釣り場としては五ヶ瀬川本流の岩井川橋(日之影川の合流点あたり)、日之影大橋から日之影温泉駅を経て五ヶ瀬橋周辺が人気のスポットです。ヤマメ釣りは五ヶ瀬川本流、日之影川などが人気のスポットです。
高千穂漁業協同組合では自然と共存した持続的な遊漁利用を目標に、自主放流やゾーニングといった漁場管理に取り組んでいます。
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更新日:2025年3月19日