河川の特徴
鳴瀬吉田川漁業協同組合は宮城県北部を流れる一級水系鳴瀬川水系の本流である一級河川鳴瀬川と、その支流である吉田川を管轄する漁業協同組合です。鳴瀬川は宮城県と山形県の県境に位置する奥羽山脈船形火山群の主峰となる火山である標高1,500メートルを誇る船形山に源を発し、宮城県内をおよそ89キロメートル流れて石巻湾へと注ぎます。船形山はナラやアカマツ、クリの雑木林、高山地帯にはブナの天然林が生い茂っています。東北地方に位置していることもあって冬には多くの雪が積もります。ツキノワグマやニホンザル、ムササビやリス、ニホンカモシカなど多くの哺乳類も生息しており、人によって手がつけられていない大自然で多くの動植物が生息しています。
支流である吉田川は鳴瀬川と同じく船形連峰に位置する標高1253メートルを誇る北泉ヶ岳の北側に源を発し、宮城県のほぼ中央を西から東に流れ、鳴瀬川河口より800mほど上流で鳴瀬川に合流します。途中、吉田川サイフォンと呼ばれる旧品井沼の排水路となっている河川がサイフォン式の立体交差で吉田川の下を北から南へ潜り抜けていきます。
アユは例年漁協が定める公示日より10月末まで楽しむことができます。毎年十数万尾のアユが放流されており、多くの釣り人を楽しませるために漁協も努力をしています。
また、清流の女王であるヤマメやイワナなどの渓流魚は例年3月頭から9月末まで楽しむことができます。ヤマメやイワナなども毎年数千尾放流されており、漁協は水産資源の維持に努めています。
ほかにもサクラマスや時期によってワカサギ釣りも楽しむことができます。
更新日:2024年10月118
漁協情報
鳴瀬吉田川漁業協同組合
加美郡加美町字長壇
3−8
TEL.0229-63-2340
FAX.
管 区
魚 種
アユ・イワナ・ヤマメ・サクラマス・ニジマス・ウグイ・ウナギ・コイ・オイカワ・フナ・カジカ・ワカサギ・ナマズ
漁 期
アユ:
7月1日から10月31日の期間内で組合が定めて公表した日
イワナ・ヤマメ・サクラマス
3月1日から9月30日
ウグイ・カジカ
7月15日から12月31日
ワカサギ
10月1日から翌2月末日
ニジマス・ナマズ・オイカワ・フナ・ウナギ・コイ
1月1日から12月31日
漁 法
手釣・竿釣
遊漁券
全魚種 年券・・・¥6,000
全魚種 日券・・・¥2,000
ワカサギ・ナマズを除く全魚種 年券 投網・・・¥7,000