FISHPASS（遊漁券オンラインアプリ）ご案内

釣り人と川の守り人

釣り人が、釣りを楽しむ川には、守り人（川の漁業協同組合）がいます。守り人は、川の自然を保護し、育てるために、豊かな渓流を守るための清掃や整備、川魚の宝庫になるよう稚魚の放流、魚道の整備など、守り人の暮らしに欠かせない川を今も守り続けています。

釣り人は、自然恵み、魚たちとの出会いを受け、川釣りの醍醐味を満喫しています。

漁業協同組合も釣り人も、思いは一つ。いつまでも、自然の清らかな川が、豊かなまま、いろいろな魚の群れや水の生き物とともにあること。そして漁業協同組合と釣り人がつながりその川を永続的に守っていくこと。

漁業協同組合と釣り人の困りごと

漁業協同組合は、困っています。川を守るために必要な、大切な財源である遊漁券の収入が年々減っていこと。貴重な資源である魚を守るためのルールを守らない人がいること、川での事故で尊い命を失ってしまう人がたたないこと。

そのために、川での見回りをする監視員を配置していましたが、漁業協同組合の高齢化と担い手不足により、満足いく対応ができなくなっています。

釣り人も困っています。遊漁券を購入したくても、朝早くでは購入しようにも販売店が閉まっていたり、そもそも販売店ががどこにあるのか分からなかったり。買いたかった遊漁券を買えずに、せっかくここまで来たのだから、釣りをしたい。でも、なぜ買っていないんだと注意されるのでないかと、レジャーとして釣りを楽しみに来たのに、何かスッキリしない。また、釣りの情報がない。今行く川が増水しているのか、釣りができるのかだけでも知りたい。もっと言うなら駐車場の場所や釣ってはいけない場所を知りたい。もっと言えば、地元の宿泊施設や温泉、食事処が知りたい。

FISHPASS（遊漁券オンラインアプリ）

そんな困りごとを解消し、守り人と釣り人を取り結ぶための「オンラインアプリ」が誕生しました。それが、FISHPASS（遊漁券オンラインアプリ）です。

FISHPASSは、誰でもが、無料で利用できる釣り人には嬉しいアプリです。遊漁券の購入は、24時間365日いつでもどこでも購入できます。遊漁券を購入すれば、漁協監視員にデータ送信がなされ、心置きなく釣りが楽しめます。さらに、GPS機能を活用した、万が一の事故に備えた安全確認システムがついています。川のゾーニングによる釣り禁止・C＆R区画の通知機能、河川の写真や入渓情報など盛りだくさんの釣り情報、川周辺の観光マップ情報、川の増水などを知らせる防災通知情報など沢山の機能も備えています。

FISHPASSは、守り人の漁業協同組合にとりましても大変有益なアプリです。遊漁券は地元販売店経由で購入するシステムを採用しています。地元の販売店は、従来での店頭販売と同じ手数料が入る仕組みになっているので、地元がwin-winで取り組める販売モデルになっています。販売店様にとっても遊漁券発券に伴う面倒な事務手続きが不要となります。さらに、釣り人に釣り禁止ゾーンを知らせたり、釣りのルール守りよう促したり、地元の観光やお店、その川の魅力と周辺の自然の魅力をアピールしたりするなど、釣り人に様々な情報発信ができます。また、このアプリを通して、釣り人との交流を深め、釣り人目線からの川の情報を得ることで、漁協の活動にも役立てることが出来ます。

FISHPASS（遊漁券オンラインアプリ）は、川を挟んでの釣り人と守り人をつなぐ、無限の可能性を秘めたアプリです。今後さらに自然豊かな川を守り育むためのブラッシュアップやバージョンアップが出来、日々進化することが出来る夢あるアプリです。