石川県白山白峰漁協 希少!無斑岩魚

渓流魚大好きフィッシュパス新入社員です。
今回は、石川県白山の極々一部に生息する 無斑イワナ を特別に取材させて頂きました。
地元福井県から白山市は割と近く、勝山市方面から向かいました。
白山市の上の方は豪雪地帯であり、今年は雪がほとんど降らない年ですが、まだまだ積雪がありました。
まずは、今回お世話になる、白山白峰漁協組合長にお会いするべく、白山市 「はくれい荘 」さんに向かいました。
はくれい荘さんは、釣りシーズンになると、おいしいお食事を頂きながら情報交換や釣果自慢をし合う場となるそうです。
初めて釣りに来られる方は、まずは、情報収集も兼ねて訪問してみてはいかがでしょうか?
ここで組合長とお会いできたので、ついでに解禁日前の釣場の事、無斑イワナの事について色々伺ってみました。
まずは釣り場について伺った所、白峰漁協管轄エリアは沢が無数にあるそうで、その源流域には40オーバーのイワナもかなりいるとの事。
また、本流筋や、百万貫の岩 、明谷川 、五十谷川、下流ではヤマメが狙えるそうです。
去年秋には、大道谷川に成魚を入れたそうで、解禁日の狙い目だそうです!
無斑イワナは全国的にも珍しく、白峰漁協管轄の禁漁区に何百匹に1匹の割合で生息するのみで、この種を絶やさないために、組合長が採卵から生育し保護をされてるそうです。
そして養殖場を見せて頂けるという事で移動しました。
こちらでは、ヤマメやイワナを養殖されているそうで、水槽などすべて手作りだそうです。
白山白峰漁協さんではイワナを完全養殖されているそうで、『釣りに来た人が楽しめるように』と30万尾を予定し、実際に年券の売上も上がっているそうで、組合長の意気込みも十分です。
そして 今回の目玉! 無斑イワナの写真や動画も撮影させて頂きました。
↑こちらが無斑イワナです!
まだ、このサイズとのことですが大きくなったら採卵し、稚魚から育てる、を繰り返し、もしもの時に備えているとの事です。
とても希少性が高い無斑イワナ、実際に見るととても美しく、斑点がないだけで『ここまで違うか』という率直な感想です。
しかし、一部区画の中に少数しか生息していないので、何か少しのきっかけでいなくなってしまうかも知れません。
ですが、未来へも残っていってほしい…と切に願います。
フィッシュパスは川を囲んで、釣り人と漁協と地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。
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