琵琶湖の神秘を探る旅『滋賀県立琵琶湖博物館』

2025/02/07

はじめに

滋賀県立琵琶湖博物館は、日本最大の湖である琵琶湖の生態系や歴史、文化を深く学べる施設です。フィッシュパスで提携している漁協の川もいくつかこの琵琶湖に注いでおり、私たちの活動とも密接に関連しています。また、フィッシュパスの生態系研究活動の一環として、琵琶湖をフィールドワークの場として活用しています。当初、数時間ほどの見学を想定していましたが、施設の規模や展示の多さに引き込まれ、気がつけば丸半日も楽しんでいました。本記事では、訪問時の感想や見どころをレポートします。

外観と入館の印象

博物館の外観は、自然との調和を意識したデザインで、琵琶湖を象徴するような穏やかな雰囲気が漂っています。受付では、入場料を支払いますが、スタッフが親切に施設に併設する駐車場の割引券を渡してくれます。

展示内容紹介

(1) 地質・歴史展示エリア

博物館内では、琵琶湖が400万年前に誕生してから現在に至るまでの場所や形の変遷を、地質学的な標本や360度パノラマ動画を通じて紹介しています。また琵琶湖周辺で発掘された遺跡や古代船など、地域の歴史を感じさせる展示も充実しています。特に巨大なゾウの模型は迫力満点で、子供たちにも大人気でした。

(2) 琵琶湖にしかいない生物たち

琵琶湖固有種の展示コーナーでは、ヨシノボリやビワコオオナマズなど、ここでしか見ることのできない生物たちの姿を間近で観察できます。それぞれの種がどのように琵琶湖の環境に適応してきたのかを知ることができ、とても興味深かったです。

(3) 湖の生態系ゾーン

トンネル型水槽に入ると、琵琶湖に生息する魚たちが頭上を泳ぎ、まるで湖底を歩いているかのような体験ができます(写真参照)。特に印象的だったのは、固有種の美しさとその貴重さを感じられる展示です。

(4) 研究施設の裏側

研究施設では、琵琶湖希少種の生態研究や増殖の様子を見学できました。普段は見ることのできない科学的な取り組みを垣間見ることができ、琵琶湖の環境保全の重要性を改めて実感しました。

4. 体験コーナーとショップ

体験コーナーでは、顕微鏡を使ってプランクトンを観察したり、水質を分析したりと、子供から大人まで楽しめる内容が盛りだくさんでした。最後に訪れたミュージアムショップでは、琵琶湖をテーマにしたオリジナルグッズを購入でき、見学の良い記念となりました。

 5. 感想とおすすめポイント

琵琶湖博物館は、自然や地質、歴史に関心のある方にとって見逃せない施設です。また、琵琶湖の未来を見据え、その魅力を存分に体感できる場でもあります。特に家族連れや学生には、学びと楽しさが融合した貴重な体験を提供してくれるでしょう。さらに、館内は広々として快適で、ゆったりとした時間を過ごせるのも魅力の一つです。

6. 施設情報

開館時間: 9:30 – 17:00(最終入館 16:30)

入館料: 一般 800円、高校生以下 無料

アクセス: JR草津駅からバスで約20分 駐車場完備(入館受付時に駐車代割引券あり)

フィッシュパスは川を囲んで、釣り人漁協地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。

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