【新提携】宮崎県 西郷漁協でフィッシュパスが使えます

2022/05/11

宮崎県 西郷漁協遊漁券フィッシュパスにて販売いたします。

西郷漁協(宮崎県東臼杵郡美郷町)

西郷の耳川の様子(3.11.2022撮影)

耳川水系は6つの内水面漁協によって水産資源が管理されています。これまでご紹介した最下流域の「余瀬飯谷(よせいいだに)漁協」、下流域の「耳川漁協」に引き続き、本日は中流域にあたる「西郷漁協」をご紹介いたします。

西郷漁協と町のこと

西郷(さいごう)漁協は、宮崎県北部中央山間部に位置し、旧南郷村・旧西郷村・旧北郷村の3村が対等合併をして、2006年に誕生した美郷町(みさとちょう)にあります。

美郷町には耳川の他にも、2本の大きな川、小丸川(おまるがわ)と五十鈴川(いすずがわ)が流れています。町の面積の約92%が山林という、とても自然豊かなところです。自然に加えて、宮崎県を代表する温泉もあります。美郷の温泉は別称「美人の湯」と言われ、県内外から訪れるほど有名なところです。とくに名湯として評判が高いのは、南郷温泉「山霧」と、湖畔に位置する「さいごう温泉 美々川」の2つで、良質な源泉を持っています。

西郷漁協へのみち

取材当日、西郷漁協の森川組合長と耳川の川沿いで待ち合わせをしました。

宮崎市から車を走らせると、耳川に沿って走っている奥日向路(国道327号線)には、落石しないかな?と心配になるような崖がいくつもあり、細い道も多々あり、ヒヤヒヤしました。不慣れな山道で緊張が続きましたが、大きく迫力ある「西郷ダム」をみた時は、たいへん驚き、ワクワクしました!(ダムをあまり見る機会がないので・・・。)

ちなみに美郷町にはダムが2基あります。1基目は九州電力株式会社が管理している「西郷ダム」。これは耳川水系では1番施工が古く、昭和4年(1929年)に作られたそうです。あと1基は「大内原ダム」があります。

そんな耳川を横目に、どうにか待ち合わせ場所に辿り着くと、組合長が集合場所で出迎えてくださいました。森川組合長は穏やかな感じの方で、「軽トラだけど大丈夫ね?おすすめの川釣りの場所を案内しますよ!」と笑顔でお声がけいただき、そのまま私を軽トラに乗せ、案内がスタートしました♪

森川組合長が教える耳川

組合長には、小学生から高校生まで多くのお孫さんがいます。その子達をよく川で遊ばせるため、安心して楽しめる川釣りスポットを熟知しています。

取材当日(3.11.2022撮影)は、川の水が大変少ない時期でした。
いっしょに川を案内いただいているときに、
「6月10日からアユ釣りが解禁になりますが、川の水も少ないし、もうちょっと
先だね・・」
「3月1日からは、ヤマメが解禁になってますよ!」と。

耳川水系におけるアユ釣りについては、上・中流域では、アユの友釣りが盛んです。アユの友釣りとは、アユが縄張りを作る習性を利用し、オトリの友アユを縄張り内に進入させ、攻撃してきた野アユを掛けバリで引っかけて釣ります。
下流域では船や川岸からのチャッポン掛け(コロガシ釣り)が主流なんだよ。
と教えていただきました。

そんな話をしていると、おすすめスポット2箇所のうちの1カ所目につきました!
【1カ所目】
透明度の高い、とても綺麗な川!
すると組合長が、
「人間からも魚が見える=魚からも人間が見えるんだよ。」
「こうやって木なんかに身を隠して釣るんだよ」
と、木陰に隠れる姿を再現してくださったお茶目な面もある組合長さん(笑)

写真の場所では、夏になると川の水を利用した河川プールになり、多くの子供たちで賑わうそうです。天然のプールなんて趣がありますね!
お父さん達は上流(と言ってもすぐ横)で川釣りをして、子ども達は下流の天然プールで水遊び♪ファミリー層にも、とてもオススメです!

「お子さんでも川釣りを楽しめますが、ライフジャケットは必須ですね!」
「お子さんは、魚が釣れないと飽きてくるので、棒付きの30㎝位のタモがあるといいですよ」と、組合長。
お孫さんのことが大好きな、優しいおじいちゃんの顔を垣間見ることができました。

【2カ所目】
少し車で移動してやってきたのは、耳川の支流である「小八重川(こやえがわ)」です。
こちらもとても透明度が高く綺麗な川。
一カ所目と比較すると浅く、より穏やかな川です。
取材時には川の水が少ない時期でしたが、普段であれば、ここではヤマメがよく釣れるそうです。
「是非、女性も気軽に遊びに来てください!」
と元気よくおっしゃっていた森川組合長でした。

4月下旬や7月には、例年通りであれば「ヤマメ釣り大会」が開催されるそうですが、、、現段階(3/11時点)では未定のようです。
最新情報は、美郷町のホームページでご確認ください。
https://www.town.miyazaki-misato.lg.jp/

西郷漁協での釣りのあとは

せっかく美郷町にお越しいただいたならば、ぜひお立ち寄りいただきたいのが「おせりの滝」です。
1カ所目に紹介いただいた川から、100mほど登り坂を歩くと「おせりの滝」の案内看板があり、遊歩道がキレイに整備されています。

幾多の伝説を秘めるこの滝は、両岸の原生樹林と調和しており、70メートルの高さから三段に落下する様は、あまりの迫力に息をのむと思いますよ!
この日は滝の水が少なかったですが、スケールの大きさに驚きました。水が多い時は、遊歩道まで滝の水しぶきが届くそうです。次回伺うときは、天然のマイナスイオンを浴びたいなー!!

ちかくには「おせりの滝民話伝承館」が建造されています。
おせりの滝民話伝承館は、おせりの滝に古くから伝わる民話を伝えるパネルが、天井周りに丁寧に飾られていました。

【まんが日本昔ばなし】

私が幼い頃、「むか〜しむかしのことじゃったぁ・・・」の出だしで始まるテレビ番組【まんが日本昔ばなし】が大好きでした。
なんと!先ほど紹介しました 大斗(おせり)の滝にまつわる話が、「黄金のみかん」というタイトルで放送されていたそうです。
・・・宮崎県東臼杵(ひがしうすき)の西郷村での、人の良い元気なお婆さんと村外れの山の中にある「大斗(おせり)さん」という滝と、滝の近くにある「いのす(柚子)」の木にまつわる話です・・・
(現在でもYoutubeで見ることができますので興味のある方は是非ご覧ください♪)
心がほっこりとする、懐かしい気持ちになるお話です。
これらの民話をまとめた「おせりの滝の民話」も販売されていました。

「おせりの滝民話伝承館」のもう一つのおすすめは、知る人ぞ知る「おいしいお蕎麦の食べられる処」です。
地元産にこだわった蕎麦が丁寧に手打ちされ、それを味わい深い出汁でいただきます。

【まんが日本昔ばなし】にも登場していた柚子が添えられていて、柚子の香りもよく、美味しく頂きました。組合長さん、ご馳走さまでした♪
※ こちらの「おせりの滝民話伝承館」は金・土・日のみの営業です。

また行きたい!

川釣りの取材が目的でしたが、道中迫力ある大きなダムを見学し、おせりの滝や、昔懐かしい【まんが日本昔ばなし】まで、、、短時間でしたが美郷町の魅力を再発見できました!
今回紹介出来ませんでしたが、おせりの滝周辺にはキャンプ場もあるそうです(石峠レイクランドがとても人気です!)。そして耳川最古のダムにあるダムカードも集めたくなります!

ダムカードの詳細は九州電力のHPをご覧ください。

https://www.kyuden.co.jp/company_outline_branch_miyazaki_initiative_damcard_index.html

今回は時間が足りませんでした・・・次回は、家族で遊びに行きたい!、と思いました。

森川組合長、ご案内ありがとうございました。

遊漁券の購入

【有効魚種】ヤマメ

【漁期】3月1日から9月30日

【遊漁料金】年券 4,000円|日券 2,000円

詳細な遊漁規則に関しては、
西郷漁業協同組合内共第7号第5種共同漁業権遊漁規則PDFをご確認ください。

耳川流域は宮崎県の北部に位置し、日向市・門川町・美郷町・諸塚村・椎葉村の1市2町2村を貫流しています。源流は九州中心部の山岳地帯から河口の日向灘まで、東西に横断する形で流れています。

総延長100km超、宮崎県三大河川のうちのひとつで、別名「美々津川(みみつがわ)」と呼ばれています。美々津(みみつ)は、宮崎県日向市の地名で美々津町のことで、ご年配の方は特に「美々津川」と呼ぶ方が多いです。

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