九頭龍返し〜九頭龍川で生まれた鮎釣り釣法

2022/08/04

動画)【九頭龍返し】九頭龍川で生まれた鮎釣り釣法|古今を語る|豪快無比の技実演

九頭龍川

福井県を代表する大河 “九頭龍川”。

一般的に、九頭竜川と表記されますが、龍が暴れ洪水を起こしたという伝承と、今回のテーマである荒々しい川において独特の修練によって生まれた技に敬意を表し、「竜」ではなく「龍」とします。

豊かな水量と美しい清流に恵まれ、海からの豊富な天然遡上の鮎と、圧倒的な量の放流によって、全国屈指の鮎釣り河川として名を馳せています。

九頭龍川の中でも、特に深場の荒瀬ポイントがある坂東島、北島、飯島では、友釣りの中でも独特の返し抜きである“九頭龍返し”という釣法を行う鮎釣り師を見ます。

九頭龍返しとは

九頭龍川で生まれた独特の鮎釣り釣法(諸説あり)です。

一般的に鮎の友釣りでは、掛かった鮎を正面に引き抜いて、飛んできた鮎をそのままタモでキャッチします。

“九頭龍返し”とは、掛かった鮎を豪快に上流に飛ばし、上流から下流に自分のところまで流れてきた鮎を糸を掴んで取り込みます。

胸元まで川の中に立ち込み、タモが使えない状況で、掛かった大鮎を取り込む為に、最良の方法もしくは、せざるを得ない方法となっています。

九頭龍返しの仕掛け

・竿は急瀬クラス

・仕掛けは太め

・2本もしくは3本ヤナギ・チラシ、イカリの場合は9号以上の3本イカリ

・糸の長さは手尻より短め

・小さめのタモ(胸まで入る場合はなしの場合もある)

九頭龍返しの引き抜きポイント

・小さく回したり、急な負荷を竿にかけるとポキっと折れるので注意

・遠くに飛ばす感じで大回しをする

・下半身だけでなく体全体を使って引き抜く

・鮎の泳ぐ力を借りて引き抜く

・竿の角度を決め、肩を入れて竿を返す体勢にする

・水面に鮎をバウンドさせない

・実戦あるのみ

*詳しくは本サイトの動画を確認

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九頭竜川中部漁業協同組合内共第1号第五種共同漁業権遊漁規則PDFをご確認ください。

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