ただただヤマメに会いたくて 九頭竜川(大野市)・真名川

2017/09/21

早いもので渓流釣りの禁漁まで残りわずか。

トラウトフィッシングにおいて最も人気のある魚種は何か?

深山に生息するイワナ、清流を駆け抜けるニジマス、ヤマメの降海型サクラマスとあるが、

その中でも「ヤマメ」と回答するアングラーは多いのではないだろうか。

ヤマメとの向き合い方にも人様々である。数、型、個性、パーマークの美しさ、はたまたパーマークの残る大物、鼻が曲がった雄独特の勇ましさ、ネイティブへのこだわりなどである。

そういう思いもあるが、今回は、ただただヤマメに会いたいと気持ちにかられ大野市を流れる九頭竜川と真名川に向かった。

福井県大野市には、岐阜県境の油坂峠付近を水源とした「九頭竜川」と、同じく岐阜県境の能郷白山に源に発した川が大野市中島で合流する「真名川」がある。

大自然に囲まれた環境の中、季節の移り目を感じながら、釣りを楽しめるというのは至福の時である。

岐阜県や愛知県から近いこともあり、多くの渓流釣り人が大野市に訪れる。

他にも真夏でも涼しく、九頭竜川水系の最上の鮎を求める鮎釣り師にとっても愛される川である。

今回最初に向かった九頭竜川で竿を出した場所は、市内東部に位置し風光明媚なポイントである。

サイズはないものの、パーマークがくっきり出た愛らしい子供ヤマメと出会うことができた。

禁漁期間に入り、冬を越し大きくなり来年また出会えることに思いをはせる。

真名川に移動する道中にある うどん屋に入る。

手打ちうどん新邑。軟水度の高い大野の水を使った手打ちうどん。

秋の夕暮れの真名川。九頭竜川とは異なる水質。夕マズメに入川。

ここにもしっかりヤマメはいる。

パーマークの薄い、前所とは趣の違うヤマメ。

 

夕暮れ時、あともう少しあともう少しと際限なく釣りを楽しむ。

山里に知らせる夕方5時のサイレンとともに竿を収める。

ただただヤマメに会いたい思いにより大野に、その思いを十二分に受け止めてくれた場所であった。

今日の思い出に、来年の2月またここを訪れたい。

レポート:木山真一

 

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