国会提出『水産白書』にフィッシュパスが掲載
2018/06/28
国会提出『水産白書』にフィッシュパスが掲載
水産白書とは、水産基本法(平成13年法律第89号)に基づき政府が毎年作成して国会に提出するもので、水産の動向や水産に関する施策について記述しているものである。
1部では各節ごとに取りまとめと分析を行っています。その中で漁業のICT活用が重要であること、ICTの活用によるデータの取得と活用により生産性向上や先進的な水産業(スマート水産業)への転換などについて記載されています。
2部では平成29年4月に閣議決定された新たな「水産基本計画」を踏まえて、平成30年度に講ずる施策について記述しています。
第Ⅰ章 特集 水産業に関する技術の発展とその利用~科学と現場をつなぐ~
第1節 水産業に関する技術の発展の歴史
第2節 海洋環境や資源状況の情報とその活用状況
第3節 ICTの活用(フィッシュパス掲載:28p)
第Ⅱ章 平成28年度以降の我が国水産の動向
第1節 水産資源及び漁場環境をめぐる動き
第2節 我が国の水産業をめぐる動き
第3節 水産業をめぐる国際情勢
第4節 我が国の水産物の需給・消費をめぐる動き
第5節 安全で活力ある漁村づくり
第6節 東日本大震災からの復興について主な動向を記述しています。
「平成29年度水産白書」の全文は次のURLで閲覧できます。http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/index.html
第3節 「ICTの活用」28ページにフィッシュパスの事例が掲載されました。
遊漁券オンライン販売はじめ、漁協の見回り業務の効率化、また釣り場情報や防災情報などを釣り人に通知ができるものとして
「内水面漁業協同組合と遊漁者を結び、内水面漁業の振興に大いに役立つことが期待される」と記載されています。
今回はフィッシュパスが『水産白書』に記載されることは大変名誉なことであるとともに、身が引き締まる思いです。
ICTを使った内水面漁業を起点にした地方創生事業として、日本の川を豊かにし、地方を豊かにしていく為にフィッシュパスはより一層尽力して参ります。
フィッシュパスは川を囲んで、釣り人と漁協と地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。