【勝山アユ釣り大会番外編】アユ釣り青年にインタビュー!

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Toggle昨年の勝山アユ釣り体験教室で、インストラクターをしていた杉平 昂礼(すぎひら たかひろ)さん(20歳)に出会いました。彼は熱心に子供達にアユ釣りを教えていて、子供達や親御さん達からもとても慕われていました。若いアユ釣り人口が少ない中、楽しそうにアユ釣りを教えている杉平さんに興味を持ったのでした。
杉平昂礼さんにインタビュー
いつからアユ釣りを始めましたか?
小学2年生の頃、親に教わったのがきっかけです。自分の思い通りに釣れた瞬間が面白くて。
ここまで長く続けられたのはやっぱり楽しいからですね。
アユ釣りはいつも一人でしますか?
一人でもしますが、友達ともよく行きますね。実は同年代の仲間が数人いるんです。部活仲間だったんですけど、コイツなら釣りやっても長続きしそうだなと思って誘ったのが始まりで、最初は僕の道具を貸してあげました。ところがその中の一人が一番最初に釣れたのがナマズで(笑)それから何度か行って、アユが10匹釣れたらもう嬉しくてやめられなくなってましたね。
好きなアユ釣り師はいますか?
髙橋祐次さんが好きです。
釣りの日の昼食はどうしてるんですか?
調子が良く釣れているときは食べませんね。飯食わなくても一日中釣りができます!逆に釣れないときはめっちゃ食べます(笑)
夢や目標などありましたら教えてください。
シマノの大会に出てみたいですね。そのためにまずは地元の大会で優勝したいです。そうやって活躍していくことで、アユ釣りの魅力を伝えていけたらと思います。僕は瀬釣りをメインでやっていますが、瀬釣りとトロ場の両方できた方がいいと思って、最近はトロ場の練習もしています。
挑戦してみたい川は?
長良川と神通川です。
昨今、若い世代でアユ釣りをする人が少ないですが、どうしたら増えると思いますか?杉平さんのご意見を聞かせてください。
友達や周りの人を一緒に釣りに連れて行けばいいだけです。アユ釣りの楽しさや魅力を上手に教えてあげなくても、ハナカン通しも後でいいと思います。手綱が引っ張られるようにアユが自由に泳いでいくだけでも、興奮して楽しんでくれます。
その中で1匹が掛かれば、もうそれで完全にアユ釣りにのめり込みます。スポーツやレジャー感覚で気軽に誘って一緒にいける仲間を増やしていくことだと思います。あと中学・高校・大学・一般若者向けの無料の教室や甲子園みたいな大会があったら、もっと若い人にも広がりやすいと思います。
最後に
昨今のアユ釣り人口減に加え高齢化が進んでおります。
アユ釣り人の平均年齢は63歳で、15年後にはアユ釣り人が現在の半分になってしまうという試算もあります。
今回は、杉平さんのインタビューのごく一部ですが、アユ釣りを担っていく次世代の若者が何を感じ何を思うのかを垣間見ることができました。
彼らのようなアユを愛し、川を愛する若者が増えていく為に、我々も応援していきます。
フィッシュパスは川を囲んで、釣り人と漁協と地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。
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