九頭竜川 福井県永平寺

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清流九頭竜川としてアユ釣りのメッカ
九頭竜川 福井県永平寺
地理
九頭竜川は、福井県と岐阜県との県境にある油坂峠(717m)付近に源を発する。九頭竜ダムを経て、大野盆地、勝山盆地を北西に進み、吉田郡永平寺をとおり、福井平野にて日野川と合流し、坂井平野を経て日本海にそそぐ。途中の支川を合わせると流域面積2,930.0km2、流路延長116.0kmの北陸地方屈指の大河川である。九頭竜川は九頭竜中部漁協管区、勝山市漁協管区、大野市漁協管区、奥越漁協管区と4つの漁協に分かれる。
九頭竜川中部漁協の漁区は、日本海の河口から、上流は市荒川大橋近く(九頭竜川:勝山市漁協との境)までである。九頭竜川右岸支流は大谷川、的川、時能川があり、左岸支流は永平寺川、犀川、南河内川、河内川、吉峰川がある。
釣りの聖地・メッカ
九頭竜川は、豊かな水量と美しい清流に恵まれた北陸でも有数の大河川であり、全国的な鮎釣りのメッカである。毎年稚アユ95万尾(予定)が放流されており清味豊かなアユ釣れる。
また九頭竜川はサクラマスの「聖地」と呼ばれており、「九頭竜川でサクラマスを釣り上げた写真があれば10年は自慢できる」と言われるくらいである。サクラマスに挑み続けて10年、20年というサクラマスアングラーは少なくなく、毎年解禁日の2月1日には全国のサクラマスアングラーが何百人も九頭竜川に訪れる。
漁協の取り組み(あゆとサクラマスの中間育成施設)
中部漁協は、平成27年にあゆ、サクラマスの中間育成施設を整備した。施設の機能はあゆ50万尾、サクラマス稚魚7 万尾を育成することができる。中間育成施設により九頭竜川由来のあゆ・サクラマスを増加させ、同水系の他漁協に提供にすることにより、九頭竜川水系全体として九頭竜川系統のサクラマ スが増え、地域ブランド構築を目指している。
福井新聞 平成29年4月12日(朝刊)
鮎街道より
鳴鹿大堰
九頭竜川中部漁業協同組合
910-1132 福井県吉田郡永平寺町松岡葵1-101
TEL 0776-61-0246 / FAX 0776-61-7066
※釣り情報テレホンサ-ビス: TEL 0776-61-3219
http://www.kuzuryu-chubu.jp
管 区
九頭竜川及び支流(大谷川・的川・時能川・永平寺川・犀川・南河内川・河内川・吉峰川・岩屋川)
魚 種
アユ、ヤマメ(サクラマス)、イワナ、コイ、フナ、もずくがに
魚 期
アユ…6月公示日より11月30日
やまめ(サクラマス)…2月1日~5月31日
ヤマメ、イワナ…2月16日~9月30日
こい・ふな…2月16日〜11月14日
もずくかに…8月15日〜11月14日
魚 法
さお釣り(友釣りを含む)
コロ釣・網漁(アユのみ可で、禁止期間及び区域は要確認)
*詳しくは中部漁協HPにて(http://www.kuzuryu-chubu.jp)
魚 券
鮎券 日券…3000円 年券…12000円
やまめ(サクラマス)日券…1,500円 年券…6,000円
雑魚券 日券…1,500円 年券…6,000円
※現場での加算金1000円
身体障がい者手帳所持の方はあゆ券が半額。女性はあゆ券の年券のみ半額。小・中学生はあゆ券無料。
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