【SP企画】竹田Tキャンプ×FISHPASS

2018/09/14

18:01:43

竹田Tキャンプ×FISHPASS

福井県坂井市丸岡町にある人口約300人の山あいの「竹田地区」。

ここには、清流の竹田川が流れています。

大学生と地域住民と行政が連携し、地域課題や社会問題の解決策を考え、行動する実践型の地域創成活動を、この竹田地区で行なっています。

これが、「竹田Tキャンプ」です。

Tキャンプは大学生の課題意識に応じて様々な活動に取り組めるよう、いくつかのグループに編成されています。

今回、フィッシュパスが注目したのは「ひのめ事」プロジェクト。

地域住民にヒアリングし、エピソードを集め「竹田百物語」として完成を目指しているようです。

竹田地区にはフィッシュパスと提携いただいている「竹田川漁協」があり、「竹田川」では鮎をはじめ渓流釣りが楽しめます。

この地区は川とともに暮らしてきた経緯があり、この川にまつわるエピソードを地域外に発信しようと、コラボ企画として竹田Tキャンプメンバーのみなさんと「とどけ事」プロジェクトを立ち上げました。

地域住民と大学生が協働して地域の課題に取り組むことで、地域が元気になることは、「日本の川を守り、地域を豊かにする」というフィッシュパス の理念に通ずるところがあり、地元企業として貢献したいと思っております。

それでは、竹田にまつわる川のシリーズ・エピソードを、今後、不定期ながら紹介していきます。

 

ますがえりの滝

執筆:小仲涼(竹田Tキャンプ 京都府立大学文学部日本・中国文学科 二回生)

 

いきなりですが、中国の故事に「登竜門」という成功のための関門を指す言葉がありますが、みなさんご存知でしょうか?登竜門の竜門とは、中国の黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流のことで、その竜門を鯉が登り切ったならば、その鯉は龍になるという言い伝えからきています。

竹田川の上流、ダムのさらに奥へ行くと神秘的な滝があります。

竹田川は、ダムが出来る前、沢山のマスが産卵の為に遡上していましたが、その滝を登ることが出来ず立ち往生してしまう様から「ますがえりの滝」と名付けられたそうです。

現在は、下流にダムができたためその姿を見ることはできませんが、その名前からマスたちの遡上する様子を想像してみたくなります。

瀧登りを遂げて龍になれるのは鯉だけなのでしょうか?マスでも龍になることができるのでしょうか?竹田の龍伝説の龍たちがここで滝登りを遂げたマスが変身した姿だとしたらおもしろいですね。

昔は、ここに集まったマスを子どもたちが潜って捕まえて遊んでいたそうです。「ますがえりの滝」とは、そんな子どもたちが集う場所だったのでしょうね。

ぜひ立ち寄ってみてください。

竹田で起こる出来事を発信するため、フィッシュパスさんの協力のもと「フィッシュパスマガジン」に竹田川にまつわる昔話を掲載していきます。掲載されている記事の一部は、ひのめ事プロジェクトの制作した看板にも書かれています。

構成・編集協力:フィッシュパス

 

フィッシュパスは川を囲んで、釣り人漁協地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。

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