「九頭竜川と鮎を語ろう」記念トークショー

2018/11/14

2018年11月11日 勝山市民会館にて「九頭竜川勝山あゆ」商標登録を記念してセレモニーが行われました。

行政、漁業関係者、釣り人、市民ら約100名の方が参加いたしました。

プログラムの中で、記念トークショー「九頭竜川と鮎を語ろう」という題目で、フィッシュパスがコーディネーター役を務めました。

セレモニーの模様

開会の挨拶

くす玉開披

三室太鼓(記念アトラクション)

試食会(九頭竜川アユの塩焼き)

九頭竜川と鮎を語ろう(記念トークショー)

トークショーのパネラー

株式会社ダイワフィールドテスター 林 順二

・岐阜県中津川出身。地元の誰よりも九頭竜川の入川場所、各ポイントの鮎の釣り方を熟知しており、九頭竜鮎釣りマップを作成している。

女性鮎釣り師 山下 万紀子

・愛知県岡崎市出身。毎年8月から九頭竜川に遠征し、5年間連続で勝山鮎釣り大会に出場し、過去大物賞を受賞。

地元高校生鮎釣り師 村上 雄哉

・地元高校の2年生で、中学3年の時に参加した「鮎釣り体験教室」から鮎釣りのトリコに。夏休みは、石田おとり店に通う。将来は水産系大学で鮎の研究をしたい。

勝山市漁業協同組合組合長 毛利 賢二

・40年の鮎釣り歴を持ち、商標登録と九頭竜あゆの商品化とブランド化に尽力。

コーディネーター:フィッシュパス 西村 成弘

テーマ:九頭竜川の今後について

1)鮎釣りの活性化について

・村上さん:道具購入と最初の仕掛けが一番のハードルでした。そのため、友達もなかなか誘いづらいです。漁協やおとり店で無料釣り具レンタルやインストラクター紹介があればとても良いです。

・山下さん:勝山市漁協のように、女性の遊漁証無料化は抜群の効果。また初めての女性でも訪れやすいように、案内窓口がほしいし、一緒に釣りをする女性の仲間を紹介してほしい。

2)九頭竜川の環境保全について

・林さん:鮎釣りの活性化につながる最大のポイントはまず釣れること。アユにとって住みやすい環境をつくるために、河川維持流量や河川水質を行政と連携しながら行うべき。

・毛利さん:現在組合員で環境調査や河川清掃を行っているが、時間と人手が足りない。地域と九頭竜川を管轄する4漁協との一体となった取り組みが必要。

3)ブランドPRについて

・高校生村上さん:他のレジャーや釣りと比べ、アユの情報が少ない。もっと気軽なSNSなど、多くの情報発信が必要。

・林さん:「郡上アユ」、「和良川アユ」はブランドとして成功している。また成功だけでなく失敗事例から学ぶことも必要。

・毛利さん:再来年開設の道の駅を発信源に、九頭竜の鮎釣りの魅力、アユ商品など今後ブランド化を進めていきたい。

2018年11月7日 福井新聞(朝刊)

最後に毛利組合長が、地域住民、行政、企業の協力を得ながら、九頭竜川で育つアユの保全と地域ブランド化に向けて全力で取り組んでいきたいという言葉でセレモニーは閉会いたしました。

フィッシュパスは川を囲んで、釣り人漁協地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。

 

 

 

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