【2024年最新版】冬季でも楽しめちゃう!ワカサギ釣り場のおすすめスポットを紹介

2024/10/03

日本各地で名所と呼ばれるポイントが点在し、日本における「冬の風物詩」として親しまれるワカサギ釣りは、家族でできるアウトドアイベントとしても人気のアクティビティです。

今シーズンもあらゆるところで予約がスタートしています。今回は、数多く点在する名所の中から関東近郊でワカサギ釣りが楽しめるおすすめポイントと、楽しみ方を紹介します。
更新日:2024年10月3日

 釣っても食べても美味しい?! ワカサギとはどんな魚?

ワカサギとは、サケ目キュウリウオ亜目キュウリウオ科ワカサギ属に分類します。別名では、“アマサギ” “サイカチ” “シラサギ”などと呼ばれています。

大きさ成魚では15センチ前後
時期秋口~初春(地域によって異なりますが、冬が旬)
好む場所湖沼やダム湖、これらに注ぐ河川の下流域、または海の内湾にいることもあります
生活1〜5月になると、湖岸や流入河川に親魚の群れが集まり産卵を行い、ふ化した仔魚は湖や内湾に下ってプランクトンを摂食します。寿命は1年で、産卵後に死ぬのがほとんどです。
特徴体系は細く、背ビレの後ろに小さなアブラビレがあります。近縁種のチカによく似ていますが、腹ビレが背ビレよりも少し前方についていることで見分けることができます。キレイな水質に棲むイメージがありますが、実際は富栄養化などの水質悪化に強いため、放流によって各地に定着しています。
釣り方岸やボートから、枝バリをたくさん付けた仕掛けで狙い、エサはアカムシや紅サシを使用します。他にも、凍結した湖での「穴釣り」も有名です。
おいしい食べ方から揚げや天ぷらですが、他にもフライなどの揚げ物が美味しいことで有名です。

語源は「公魚」。江戸時代に麻生藩・藩主が徳川家に焼きワカサギを献上し、大喜びされたことから献上をし続け、のちに「御公儀の魚(徳川ご用達の魚)」となったことが語源とされています。

ワカサギが釣れる時期と、おすすめのベストシーズン

年魚(寿命1年)がほとんどであり、産卵を終えると死ぬことになります。稀に1年以上生きる場合もあり、中には、2年モノ、3年モノの15cm以上にもなるワカサギに出会える場合があります。

ワカサギ釣りをするなら、冬の時期がベストです。ワカサギの平均寿命は1年ととても短く、また、ワカサギの産卵期は冬から春にかけてです。

次の冬を迎える頃には、1年をかけて成長したワカサギが成熟期を迎えます。10月〜翌年3月と長いワカサギ釣りのシーズンの中でも、おすすめは、脂が乗って美味しくいただける繁殖期です。

最も脂の乗った時期は2月下旬〜3月上旬と言われています。ぜひ、そんな時期を狙って釣りに行きましょう。

釣り方いろいろ!ワカサギ釣りの種類と楽しみ方

釣り場によって様々な釣り方を楽しめるのも、ワカサギ釣りの魅力です。また、初心者や、力の弱いお子さんや女性でも気軽に始められるライトな釣りです。ワカサギ釣りの種類とそれぞれの特徴、楽しみ方をご紹介します!

釣り方特徴初心者おすすめ度
ドーム船料金は最も高いですが、最も良い環境でできる釣り方です。暖房が完備され、寒い冬場でも寒さを気にすることなく楽しむことができます。(乗合船と貸切船を選ぶことができます)また、ドームなので屋根があり、雨降りでも気になりません。トイレも付いていますので、女性やお子さんも安心です。


ボート釣りドーム船に比べて安価で釣り経験者におすすめです。ドーム船とは違い、屋根がありませんので防寒対策は必須です。ダム湖で盛んに行われており、数多くあるワカサギ釣りの中で最もよく利用されるのがボート釣りになります。誰かが案内しながらの釣りではないので、ボートに乗ったことがない人は落水に注意が必要です。



氷上穴釣り手軽な価格とツアー利用で初心者も楽しみやすいです。凍った湖面にドリルなどで直径15〜20センチ程度穴をあけ、その穴から糸を垂らして釣りをすることになります。氷上体験ができるのは、「北海道・東北・関東・甲信越」で、西日本では楽しむことができません。


岸釣り・桟橋釣り近くに条件の合う釣り場がある場合はおすすめです。船酔いをする人にはおすすめな釣り方になります。ワカサギは広いエリアで泳いでいます。中々釣ることができない場合は、他のポイントに移るか、回遊してくるのを辛抱強く待ってみましょう。


釣り場によって最適な竿の種類と選び方

ワカサギ釣りをする際は、釣り方、釣る場所に合った竿を選ぶ必要があります。

釣り方道具
ドーム船釣り全長40センチ前後のドーム船用竿となります。リールは電動リールを使用する。糸:ナイロン1号前後・PE0.3号前後を使用。(市販にも完成仕掛けがありますので利用するのもいいです)
ボート船釣り個人差はありますが、1〜2メートル程度のスピニングロッドが扱いやすいです。竿に関しては、2メートル程の竿が主流とされています。リールは電動リールをおすすめします。手巻きリールもありますが、電動の方が手元のボタンを押すだけで巻き上げてくれるので楽です。
氷上釣りドリルで穴をあけた穴で釣りを行うので、長さ的には30センチ程度がおすすめです。氷上専用竿も市販でありますので、それで大丈夫です。(ドーム船用でも使えます)リールでは、小型のベイトリールがありますが、最近では電動リールを使う人が増えてきています。
岸釣り・桟橋釣り2種類の道具があります。1つ目は、のべ竿です。4.5メートル以上で長いもので7.0メートルの渓流・ヘラ竿となります。

電動リールでは、バラシが少なくなるので初心者にはおすすめなリールです。

道具を買われる前には、レンタル品をお試しくださいね。

釣具店の店員さんと仲良くなるとお得情報が得られる?!

釣具店と言えば、関東近郊には「上州屋」「キャスティング」「タックルベリー」「サンスイ」「つり吉」「釣具のポイント」「フィッシャーズ」などがあります。釣具店の店員さんは知識が豊富ですので、初心者の方でも優しく親切に教えていただけます。

何を釣りたいのか、どこで釣るのかを伝えて、そのポイントに合った道具を揃えましょう。

また、店内には釣果情報なども掲示されていますので、今はどこでどれだけ釣れるのか、釣りトク情報を得ることもできます。

たくさん釣りたい!効果的なエサは?

種類特徴
紅サシ一般的で安く入手できます。釣果は安定的に出しやすく、エサ持ちが良いのが特徴です。
用途として、1匹使うのではなく、半分に切って使っても効果的です。
白サシ内容としては紅サシと同様ですが、価格は紅サシに比べて安いのが特徴です。
白ラビットウサギの糞で養殖されたサシで、紅サシや白サシよりもサイズは小さいので1匹そのままで使用するのをおすすめします。
紅ラビット内容は白ラビットと同様となりますが、価格は少し高くなります。
ワカサギウォームワカサギ釣り用に品種改良されたサシです。水中でも硬くなりにくいので食いが良い傾向にあります。一方弱りやすい特徴があり、頻繁なエサ交換が必要になります。
赤虫アカムシユスリカの幼虫は赤虫です。ワカサギ釣りのエサの中では1番食いが良く、魚が活発じゃなくても反応を得やすい特徴があります。エサは比較的小さいので、針に刺すのに苦戦します。また、すぐに弱りやすいのでこまめなエサ交換が必要となります。

ワカサギ釣りをするには「遊漁券」が必要?

ワカサギ釣りには遊漁券の購入が必要です。釣り場は川を守る漁協により管理されています。遊漁券をご購入いただくことにより、釣り人のみなさんが楽しめる、魚がいる豊かな川や湖沼、場が維持されています。
遊漁券とは

フィッシュパスでは、24時間いつでもどこでもネットで購入できるデジタル遊漁券をご提供しており、購入証明が必要な遊漁券の証明・提示がスマホでできますので大変便利です。

さらに、フィッシュパスで購入する遊漁券には傷害保険がついており、万が一の事故に備えた安心のサポートも充実しています。釣りを楽しむ際のリスクにもしっかり対応しているので、思い切り釣りに集中できるのが魅力です。
この便利さと安心をぜひ活用して、快適な釣り体験をお楽しみください!
釣り人に安心を! 2024年もフィッシュパスの電子遊漁券が「保険つき遊漁券」になります!

ネットで簡単購入! フィッシュパス対応おすすめワカサギ釣りスポット

山梨県 山中湖(山中湖漁協)

山中湖は冬でも湖面が凍らない「不凍湖」で、9月から6月末までワカサギ釣りを楽しめます。山中湖でのワカサギ釣りスタイルはボートとドーム船。特に暖房やトイレが完備されているドーム船が人気です。また、雄大な富士山を眺めながらワカサギ釣りを楽しめるのが魅力です。

種類ドーム船、ボート
漁期9月1日から翌年6月30日
遊漁料金全魚種:年券 7,500円 日券 600円
*遊漁者が肢体不自由者、高齢者(70歳以上)、女性、中学生のときは半額。小学生以下の方は無料。

山中湖の釣り場情報はこちら

関連記事:冬の絶景!山中湖〜ドーム船で楽しむワカサギ釣りの魅力〜

群馬県 神流湖(神流川漁協)  

神流湖のワカサギの特徴はサイズがとても大きいことです。
15cmクラスがレギュラーサイズで、それ以外のサイズを超える「デカサギ」と呼ばれる大型ワカサギが釣れることも!

種類ボート、桟橋釣り
漁期10月1日から翌年3月20日
遊漁料金全魚種:年券 5,500円 日券 1,000円 中学生:年券 300円 *小学生以下の方は無料。

神流川漁協の釣り場情報はこちら

関連記事:最盛期!神流湖デカサギ(ワカサギ)好調〜群馬県神流川漁協〜

群馬県 赤城大沼(赤城大沼漁協)  

関東で「氷上」でのワカサギ釣りが楽しめる赤城大沼。厚い氷にドリルで穴を開けて釣り糸を垂らす氷上釣りを、一度はやってみたいと思う人が多いのではないでしょうか。赤城山から吹く北風を「赤城おろし」と呼び、関東のワカサギ釣場で一番の寒さです。徹底した防寒対策をしてお出掛け下さい。

種類ボート、氷上
漁期9月1日から翌年3月31日(氷上1月〜3月)
※最新の釣果情報は 赤城山 青木別館のTwitterをご覧ください。
赤城山 青木別館 Twitter
遊漁料金日券 800円 *中学生以下の方は無料。

赤城大沼漁協の釣り場情報はこちら

関連記事:
【赤城大沼漁協】9月1日からワカサギ釣りが始まります
赤城大沼(群馬県) 氷上ワカサギ解禁2023

神奈川県 芦ノ湖(芦之湖漁協) 

芦ノ湖のワカサギは「神奈川の名産100選」や「箱根町の魚」に指定されており、刺網漁の解禁日の毎年10月1日には箱根神社を通じて宮中に献上されています。関東でもっとも早くワカサギが釣れるフィールドとしても知られています。

種類ボート
漁期3月2日から12月14日 
※2025年は3月1日通常解禁
遊漁料金年券 大人 20,000円 日券 大人 1,800円 年券 身体障害者* 10,000円 日券 身体障害者* 900円
*中学生、小学生および未就学の幼児 無料。

芦之湖漁協の釣り場情報はこちら

関連記事:【初心者でも釣れた!】芦ノ湖でワカサギ釣り

まとめ

今回は、ワカサギの特徴やスポット、道具からエサを紹介いたしました。初心者から手軽に始められるワカサギ釣りですが、道具類を揃えて深く親しむことのできる釣りでもあります。さまざまな釣り方を味わってみたり、釣具店で釣りのポイントやコツを教わりながら、フィッシングライフを楽しんでください!

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