冬の絶景！山中湖〜ドーム船で楽しむワカサギ釣りの魅力〜

冬の山中湖の風物詩として知られるワカサギ釣り。山中湖ならではのワカサギ釣りの楽しさと魅力をご紹介します。

動画で見る「山中湖ドーム船ワカサギ釣りの魅力」

 釣っても食べても美味しい？！ ワカサギとはどんな魚？

ワカサギとは、サケ目キュウリウオ亜目キュウリウオ科ワカサギ属に分類します。別名では、“アマサギ” “サイカチ” “シラサギ”などと呼ばれています。

大きさ	成魚では15センチ前後
時期	秋口～初春（地域によって異なりますが、冬が旬）
好む場所	湖沼やダム湖、これらに注ぐ河川の下流域、または海の内湾にいることもあります
生活	1〜5月になると、湖岸や流入河川に親魚の群れが集まり産卵を行い、ふ化した仔魚は湖や内湾に下ってプランクトンを摂食します。寿命は1年で、産卵後に死ぬのがほとんどです。
特徴	体系は細く、背ビレの後ろに小さなアブラビレがあります。近縁種のチカによく似ていますが、腹ビレが背ビレよりも少し前方についていることで見分けることができます。キレイな水質に棲むイメージがありますが、実際は富栄養化などの水質悪化に強いため、放流によって各地に定着しています。
釣り方	岸やボートから、枝バリをたくさん付けた仕掛けで狙い、エサはアカムシや紅サシを使用します。他にも、凍結した湖での「穴釣り」も有名です。
おいしい食べ方	から揚げや天ぷらですが、他にもフライなどの揚げ物が美味しいことで有名です。

語源は「公魚」。江戸時代に麻生藩・藩主が徳川家に焼きワカサギを献上し、大喜びされたことから献上をし続け、のちに「御公儀の魚（徳川ご用達の魚）」となったことが語源とされています。

山中湖のワカサギ

山中湖のワカサギの歴史はなんと100年。1919年（大正8年）に茨城県・霞ヶ浦産のワカサギの卵が放流されたのが始まりです。以前は、山中湖でも氷上のワカサギ釣りが行われていましたが、近年では湖が全面氷結することが少ないため、船釣りがメインとなっています。特に、暖かくて快適なドーム船でのワカサギ釣りが人気です。

山中湖のワカサギ釣りは9月1日に解禁され、6月まで楽しむことができます。水温が下がってくる11月から3月頃までがベストシーズンで、特に産卵前の12月に釣果が期待できます。

初心者やファミリーにもおすすめ！快適なドーム船

山中湖にはボートハウスが多く、初心者の場合、道具のレンタルがあるボート船やドーム船などの利用がおすすめです。今回は暖房・トイレ完備で安心のドーム船ワカサギ釣りに挑戦！

SHUSUIYA（しゅうすいや）さんを訪問

初心者の私は、太陽光パネルを搭載したエコドーム船を運行している「SHUSUIYA（しゅうすいや）」さんで、ワカサギ釣りを教えていただくことにしました。

住所	山梨県南都留郡山中湖村旭ヶ丘（山中湖駐在所正面）
アクセス方法	東富士五湖道路山中湖ICから車で約10分
TEL	080-6539-3323（7:00~21:00）
メール	予約情報入力フォーム（前日のメール予約はできません。） http://www.shusuiya.jp/contact/index.html
営業時間	7:00〜17:00 ドーム船　7:00（出船）〜14:00（帰着）
定休日	不定休
ドーム船 乗船料金	大人（中学生以上）：4,300円（税込） 子ども（5歳以上〜小学校6年生）：3,500円（税込）
ドーム船貸切	幸運丸（定員20人）10名まで（期間限定）応相談：43,000円（税込） 　　　　　　　　　 20名まで：86,000円（税込） 第3幸運丸（定員26人）20名まで（期間限定）応相談：86,000円（税込） 　　　　　　　　　 　26名まで：111,800円（税込） ※繁忙期以外はプラン変更の可能性あります。
道具レンタル	あり【竿、仕掛け、エサ付き：1,500円（税込）】 　　【仕掛け：350円（税込）】 　　【エサ（紅サシ）：100円（税込）】
インスタグラム	shusuiya
公式HP	http://shusuiya.jp/

山中湖ワカサギ釣り遊漁券の購入

乗船料や道具のレンタル料とは別途、山中湖で釣りができる遊漁券の購入が必要です。
1日券は600円、シーズン中13回以上、山中湖でワカサギ釣りをする場合や、ワカサギ以外の釣りもするなら年券の購入がお得です。
山中湖ワカサギ釣りの遊漁券は、フィッシュパスからも購入できます！
フィッシュパスのデジタル遊漁券なら24時間購入可能。万が一のための保険もついて安心です。
釣り人に安心を！ フィッシュパスの電子遊漁券が「保険つき遊漁券」になります！

【遊漁料金】
全魚種　年券　7,500円
全魚種　日券　600円　
全魚種　年券　肢体不自由者・70歳以上・女性・中学生　3,750円
全魚種　日券　肢体不自由者・70歳以上・女性・中学生　300円
小学生以下　無料

詳細な遊漁規則に関しては、
山中湖漁業協同組合内共第13号第五種共同漁業権遊漁規則PDFをご確認ください。

ドーム船までボートで送迎！途中参加でも安心！

私たちはお昼頃から参加のため、ドーム船まで専用ボートで送迎していただくことに。ドーム船は朝７時から出船しますが、専用ボートで随時無料送迎してくれますので、途中参加、出船時間に遅れての到着や早目の帰着希望の場合も安心です。

山中湖から望む雄大な富士山

ボートが動き出すと目に飛び込んできたのが富士山。その風光明媚な景観の中、ワカサギ釣りを楽しめるなんて最高です。

ドーム船と合流し、いよいよ中へ！

ドーム船の中は暖かく、とても広々としています。

山中湖のワカサギ釣り方

餌はワカサギ釣りで最も一般的な「紅サシ」。「サシ」と呼ばれるハエの幼虫を食紅で着色してあるものです。

フックに糸をかけて固定し、安定した状態で餌を上から下まで5箇所に付けます。チョン掛けといって、針先を少し出しておくと魚が掛かりやすいそうです。

次に、竿を左手で持って、竿先を下に向けてボタンを押すと糸が下りていきます。糸の先にはオモリがついていて、オモリが湖の底に到達すると勝手に止まり、その状態でアタリ（魚が餌をくわえた感覚）を待ちます。

アタリがあっても手元には何も伝わってこないので、穂先のわずかな動きで判断します。穂先がピクピクっとなったら、竿を上げて魚の口に針が掛かるよう「アワセ」を行います。魚に逃げられないよう、このアワセのタイミングが大事だそうです。

じっと待っていても魚は掛からないので、竿を上げては下げてを繰り返し、水中の仕掛けを動かすことで魚を誘います。
慣れるまでアタリの感覚が分からないので、竿先に神経を集中させます。

竿を上下させること数分、アタリ？らしき反応があり、アワセを入れリールを巻き上げてみると…

初のワカサギが釣れました！
その後も数分おきにワカサギが釣れるも終了時間に。

この日、朝７時から船内でワカサギ釣りをしていた方の釣果はなんと97匹！

まとめ

釣ったワカサギはお土産として持ち帰ることができます。遠方から来られる場合は、クーラーボックス持参をおすすめします。
私たちが訪れた日はちょうど紅葉のライトアップが始まる日でした。山中湖周辺にはおしゃれなカフェや絶景スポットなど観光も堪能できます！これからが最盛期の山中湖のワカサギ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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※2024年にご利用いただけるフィッシュパスの遊漁券は【保険つき遊漁券】。保険を適用するには、フィッシュパスアプリで釣り開始機能を有効にしていただく必要があります。保険について詳細はこちら

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