初めての、釣りへの道のり②

2019/05/13

初めての、釣りへの道のり②

初めての、釣りへの道のり②

執筆:竹田Tキャンプ 京都府立大学 文学部 日本・中国文学科 二回生 小仲涼

企画参加:竹田Tキャンプ 同志社大学 政策学部 一回生 加藤里歩

女子大生が初めて釣りをする企画、J女子D大学生H初めてのT釣り、略して「JDHT」。

前回は漁協や遊漁券について、竹田川漁協の山岸さんや釣り師の大嶋さんに、インタビューをさせていただきました。
そして今回は、ついに渓流釣りにくり出します!私たち二人、実は初めての釣り!前日から心躍らせておりました( *´艸`)

釣り当日の3月6日、気温は少し低め、天気は曇り。
今回私たちに釣りを教えてくださる大嶋さん曰く、水温がまだ低いため釣れる確率は低めだそう…。
いったい私たちは魚を釣り上げることができるのか!?

それでは私たちの体験記、ごゆるりとお付き合いください~。

釣りをする前に

まずは準備から始めます。
今回は渓流釣りで川の中に入ることもあるので、ウェーダーを着用。ウェーダーとは防水のつなぎ服のようなもので、足元は長靴が一体となって繋がっており、川の中に入っても水が入ってくる心配はありません。

今回は自分たちに合うサイズのものを大嶋さんに選んでもらいました。着る前は大きすぎやしないかと心配しましたが、着てみると案外ぴったり!

帽子をかぶっているのは、竿を振った時に釣り針が頭を傷つけるのを防ぐため。確かに、今思えば釣りをしている人はよく帽子をかぶっていた気がします。でも、あれはただの日焼け対策だと思っていたのですが、釣り針から頭を守ると聞いたときはへぇ~と思いました!

さてさて、これで釣りをするための装備は完了!次に、とても大事な遊漁券の購入をします。遊漁券とは、川などで釣りをするときに購入しなければならない、漁協が発行する魚などを捕る許可証です。

今回はフィッシュパスのアプリを使って購入します。
まずアプリをダウンロード・登録し、ログインします。
次に釣り場検索をして河川を選んだら、遊漁券購入をタップして購入する遊漁券を選びます。
難しい操作もなく、釣りを始める直前に、釣り場を見て、あまり手間取らずにすぐに購入することができました!

あとはスマホのフィッシュパスをオンにしておけば、自分がどの地点にいるのか漁協監視員の方に通知が行くので、釣りの最中に遊漁券の確認をされることもありません。

これで釣りの準備は完了です!

釣りの基本を身につける

それでは、いよいよ大嶋さんに釣りのレクチャーをしてもらいます!

まずは竿の持ち方から。
リールを薬指と小指で挟むように持ち、親指は竿の持ち手にそわせます。竿を持ってみると、非力な私たちでも片手で楽に振れるほど軽くて驚きました。


ちなみに、私たちがサングラスをかけているのはただの日差し対策ではありません。このサングラスは偏光レンズが入っており、かけていると水面のきらきらとした反射がなくなり、水の中がちゃんと見えるという優れものなのです。初心者にもかかわらず、装備だけはあたかもプロのようです(笑)

さて、持ち方の次は振り方です。
1で構え、2で後ろに振り、3で前に飛ばします。大切なのは手首のスナップを利かせて振ること。竿は前に向けて振るというよりも、後ろに振ったときのしなりをうまく利用して前に飛ばすといった感じです。

はじめの方はあまりうまくコツが掴めず、遠くまで飛ばすことができませんでしたが、何度も繰り返しやっていくと、飛距離も伸びていきました。ただ、タイミングがずれると飛ばなくなってしまうので、私はずっと1,2,3…とつぶやきながら竿を振っていました(笑)

大嶋さんがうまいね!と褒めてくれるので、ついついいい気になって失敗してしまうこともありましたが、なんとなく安定して飛ばせるようになってきました。

飛距離が伸びたら、次は狙った場所に飛ばす練習をします。これが難しかったのです。遠くに飛ばそうと思うと、その気持ちからついつい竿を前に振ろうとしてしまい、竿のしなりをうまく使いこなせない…。それでも練習を重ね、私たち二人はおおよそ狙ったところに飛ばせるようになりました。

練習の次は実践!

ということで…。それではついに、念願の渓流釣りにくり出します!!!魚を釣り上げることが果たしてできるのか…。どきどきが止まりません!

今回は三か所ほど釣れそうなポイントを回りました。
まず一か所目。ここは、二つの流れが一つに合流するあたりでした。魚のいそうなポイントを教えてもらい、狙いを定めて竿を振ります。さっき練習したのもあって、うまく投げられるようになってきました。なかなかのものです。

しばらく釣りをしていて、気づいたことがひとつ。なんとなく、釣りは一度竿を投げたら魚がかかるまでじーっとしているものだと思っていたのですが、私たちは投げてはリールを巻き、投げては巻き…を繰り返していました。リールを巻きとっている間にルアーが動き、魚がそれに反応して食いつくのだと、このとき知ったのです。釣りは魚がかかるまで暇なものだと思っていたのですが、全然違ってびっくりしました。

そうしてまたひとつ私が釣りの知識を深めている間に、魚がかかる、なんてことは残念ながらなく…。

しばらく続けましたが、魚の気配を感じることができなかったので、次のポイントに移ります。

二か所目。
奥に岩があり、その陰になっているあたりを狙います。

釣りのポイントってどうやって決めてるんだろう…と疑問に思い大嶋さんに聞いてみると、川の流れやその日の水温、魚のえさとなる虫が川面に飛んでいるかなど、いろいろな条件から推測し、ポイントを決めているのだそう。
釣りがこんなに頭を使うものだったとは知らず…。釣りというものは知れば知るほど奥が深いのだなあと思いました。
そういった釣りの話を聞きながら、ここでもしばらく粘ってみたのですがなかなかかからず、大嶋さんがルアーを違うものに変えてくださいました。魚の形のルアーの前にくるくると回る金属が付いているものに変えてもらったのですが、それでもかからず、最後のポイントに移動しました。

三か所目。奥にかなり深めの淵があるところです。
自分たちにあった投げ方もわかり、勢いあまって遠くに飛ばしすぎて、川の向こう岸まで投げてしまうこともしばしばありました。また、上に木が伸びている場所だったので、うまく投げられずに木にひっかけてしまうこともありました。しかし、ここまでくると概ね狙いのところに投げられるようになりました。

それでも…うーん…やはり釣れない…。

そこで再び、大嶋さんにルアーを変えてもらいました。スプーンと呼ばれるルアーだそうです。確かに、形がスプーンの先そっくりでした!

狙いを定め、糸を投げ、少し川の流れに任せて流し、ゆっくり巻き、また投げ…。何度も繰り返してみたのですが、ここでも釣ることはできませんでした(´;ω;`)

大嶋さんが言うには、3月6日では、魚が活発に動いて餌を捕るには、まだ水温が低く、あと2週間遅ければきっと釣れていたとのことでした。やはり時期が早すぎたようです…。

魚を釣り上げることはできなかったのですが、それでも私たちは楽しんで今回の釣りをすることができました。それは事前に釣れないかもしれないと聞かされていて、釣れることをあまり期待していなかったからとかではありません。狙ったところに竿がちゃんと飛んでいったときの感覚や、川の景色など、たとえ魚が釣れなくても楽しめることがたくさんあったからです。

釣りをする前に大嶋さんから、釣りというものは遊びで、釣った魚を食べることが目的なのではなく、釣りという行為そのものが目的なんだよと言われました。その意味が今回の釣りを通してわかった気がします。しかし、そうはいってもやはり魚を釣りたかった気持ちはあります…。次回釣りをするときは、ぜひとも釣り上げてみたいです!

また、今回私たちが初心者だということで、ルアーの取り付けなどはすべて大嶋さんにやってもらっていたのですが、そうした一連の準備もしっかり自分たちでできるようになりたいです!

大嶋さん、不慣れな私たちにも丁寧にご指導していただき、本当にありがとうございました!

さて、私たちの初めての釣りは残念な結果に終わってしまいましたが、釣りの楽しさを知ることはできました。初心者でも、女子でも、きっと釣りを楽しむことはできるので、釣りに少しでも興味のある方は一度挑戦してみてはいかがでしょうか?私たちの体験の記録が、釣りへ一歩踏み出そうとしている誰かの勇気につながれば幸いです。

それではこれでJDHT第一弾、「初めての、釣りへの道のり」は終了です。ここまでお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました!

To be continued…?

動画

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【スペシャル企画】京都の女子大生 × FISHPASS「初めての釣りへの道のり①」

 

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