【施設紹介】地域の固有魚を知るなら動物園

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Toggle全国に海と川の魚を展示育成している水族館は120施設あります。こと淡水魚に関していえば、岐阜県の魚を集めたアクア・トト、北海道の川博物館、希少種のクニマスをテーマにした秋田県のクニマス未来館、山梨県のクニマス館などがあります。川魚を育成展示している場所でいうと、各県にある内水面センターなどもあります。しかし、みじかに川の魚を親しみやすく、エンターテイメント性を求めるとなると、パッと思いつくことは困難です。
オススメは地元の動物園
そこでオススメしたいのが、地元の動物園です。ライオンやキリンの展示がメインにはなっているものの、園内には川の魚をテーマにした施設があります。また、地元の固有種である魚を、上流部から下流部へというブース毎に展示されており、その地元の固有種を保全していく活動などをテーマにした展示があります。地元の川は知り尽くしていると自負している人でも、新たな種の発見や、昔はいけたけど、もういなくなったと思っていた魚が、命を繋いでいたことに感動する機会でもあります。
いしかわ動物園
郷土の水辺(入り口)
ここは「郷土の水辺」というテーマで、石川県の淡水魚を展示しています。複合も合わせ水槽の数は70あります。
石川県の川の特徴
石川県の地形は能登半島を中心に南北に細長く伸びている。北を「能登」、南を「加賀」と呼んでいます。能登は、低い山が多く平野部が少ないので、急な流れの比較的小規模な河川が多いです。一方加賀では、白山(2,700m)などの急な山があり、その下に平野部もあり、大きな河川・潟があります。
淡水魚は200河川と潟、そして多くの池に生息しています。
上流・中流・下流・池・沼・湧水の小川・潟ごとにテーマに石川県の淡水魚が展示されています。
特設展示
石川県の固有種が棲息地と共に展示されています。
アクセス
北陸自動車道 小松ICから車で約20分(12km)
入園料
一般 840円・3歳以上中学生以下410円
開園時間
4月1日から10月31日 午前9時から午後5時
11月1日から3月31日 午前9時から午後4時30分
休日
火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌平日が休園日となります。)
年末年始 12月29日~1月1日
※春休み期間の火曜日(2020年3月31日)は開園します。
その他詳細はホームページでご確認ください。http://www.ishikawazoo.jp/index.html
フィッシュパスは川を囲んで、釣り人と漁協と地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。
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