いよいよ福井県産アユの出荷が始まりました
2020/03/11

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Toggle福井県産アユの出荷
2020年1月29日 小浜市 福井県栽培漁業センターでふ化・育成した稚アユが、県内中間育成施設(漁協管理)へ初出荷されました。
福井県栽培漁業センター(小浜市)
稚アユ(5cm・0.5g)
成長と出荷まで
【2019年4月中旬】
・九頭竜川と足羽川に遡上してきた天然アユを捕獲し、内水面センターで成魚になるまで育成
【2019年10月5日】
・成魚から採卵し受精(4〜5日で発眼卵にする)
【2019年10月10日】
・発眼卵の段階で、小浜栽培センターに搬送
・小浜栽培センターで孵化させて海水で育てる
・仔魚→稚魚(5cm、0.5gほど)まで育てる
【2020年1月29日】
・出荷用の稚魚の選別(規定サイズ・重量)
・選別した稚魚を県内の中間育成施設(日野川漁協10万尾)に運搬
【2020年4月下旬】
・中間育成施設で6〜7cmくらいに成長した鮎を放流
【出荷情報】
日野川:50万、九頭竜:50万、内水面総合センター:70万
出荷開始
選別(規定のサイズ・重量)
規定サイズ(網の穴径:5mm)より、規定の大きさに達した稚鮎は網の中に残り、小さいサイズは網の外に出る。網に残った大きめの稚鮎のみ選別して出荷する。
検量
搬入
活魚専用トラックにて搬送
アユ中間育成施設へ(日野川漁協)
1時間を経て、福井県日野川漁協の中間育成施設に搬送
福井県産鮎の特徴(インタビュー)
福井県水産試験場 内水面総合センター所長の石本健治さんに、福井県産鮎の特徴を伺いました。
【ポイント】
・若狭湾のきれいな海水で育成
・水槽内の密度を薄くして育成したため成長が良い
・成長が早まった為、例年より1週間ほど早い出荷
フィッシュパスは川を囲んで、釣り人と漁協と地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。
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