【新提携】宮崎県 耳川漁協でフィッシュパスが使えます

2022/04/08

耳川の特徴(周辺情報)

ご覧の通り、川の水はとても少ない状態 (3.4.2022撮影) 

福瀬大橋

耳川と漁協のこと

耳川が流れる日向市は、国民的歌人である「若山牧水」さんの生誕の地です。43歳という短い生涯でしたが8,000を超える短歌を残しました。川にまつわる短歌も多く詠まれており、牧水公園という天然の地形を生かした「河川プール」があります!

耳川は総延長100km超で、宮崎県三大河川(大淀川、五ヶ瀬川、耳川)のうちのひとつです。別名「美々津川(みみつがわ)」と呼ばれています。美々津(みみつ)は、宮崎県日向市の地名で美々津町のことで、ご年配の方は特に「美々津川」と呼ぶ方が多かったです。

この耳川は6つの内水面漁協によって水産資源が管理されています。本日はこの6つの漁協さんのうち、中流域にある「耳川漁協」さんにお邪魔してお話を伺いました。

2.耳川漁協へのみち

取材当日は、岩田組合長のご自宅へ伺う約束でした。ところが、車を走らせると驚愕の道!崖に張り付くような細い国道に加えて、採石所が2箇所あるため大型ダンプが頻繁に往来しています!そうです、耳川までの道は険しいのです!

そうした道をかいくぐり、どうにか集合場所の周辺に辿り着くと、組合長が目印になる場所まで出迎えていただきました。開口一番、「山道迷いましたかー?」と笑顔でお声がけいただき、いろいろと張り詰めていた緊張がほぐれました。

案内いただいた先には、しっかりと日に焼けた会計担当の稲田さんと、物腰柔らかそうな組合長の奥様。コーヒーを淹れてくださっている間に、色々と伺おうと思ったのですが、組合長から「まあまあ、そう慌てずゆっくりしてください」と。なんだか温かい気持ちになって人の優しさを感じました。

左:会計 稲田さん 右:岩田組合長

絵 岩田組合長

3.岩田組合長、会計 稲田さんから

アユの話に力がこもっていました。
2022年は、6月10日からアユ釣りが解禁になるそうです。
「やはり一番面白いのはアユの友掛け(友釣り)ですよ!」と、上記イラストを書きながらお二人で熱心に説明してくださいました。

岩田組合長は元教師か校長先生かな、と感じさせるくらいに、教え方が丁寧で優しく、穏やかに説明してくださいました。上記のイラストを筆者が持ち帰っていいですか?と伺うと「いやー、こんなの要らないでしょう?」「恥ずかしいですよ」と照れくさそうにハニカんでいました(笑)

上・中流域では、アユが縄張りを作る習性を利用し、オトリの友アユを縄張り内に進入させ、攻撃してきた野アユを掛けバリで引っかけて釣る「友釣り」が盛ん。下流では船や川岸からのチャッポン掛け(コロガシ釣り)が主流となっているそう。
私は何も分からないので「チャッポン掛け?」とお聞きしたところ、「チャッポンと投げるからよ!」と稲田さんが教えてくれました。そう言えば、宮崎県のほかの漁協さんも言っていたような。

初心者の方には、ライフジャケットは必須ですね!ぜひ女性でも気軽に遊びに来てください!とお二人。釣りについて分からないことは、近くの釣り人に気軽に聞いてくださいよ、皆さん喜んで説明しますよ(笑)と。耳川の良さは人の良さにあるのかもしれません。お二人とも温和にアユ釣りのことを話してくださいました。渓流が解禁したばかりなのに、アユのお話を中心に教えてくださいました。きっとお二人ともアユに魅了されているのですね(笑

組合長のお宅には、大きな冷凍庫がありました。そこから「小さいけど持っていきなさい!」と冷凍アユをたくさん頂きました。

さすが豊かな自然と川に囲まれた地域!アユだけでなく林業も盛んで、椎茸を育てているということで乾燥椎茸を頂戴したり、1メートル超えだと思れる大きな木材のダルマがあって驚いたり、存分に耳川を満喫しました!

そのほか日向市のことは、日向市の観光ページをご覧ください。
https://hyuga.or.jp/app/index

4.耳川での釣りのあとは

耳川での釣りの際は、ぜひ物産センター、加工体験施設、 東郷公民館が併設されている「道の駅 とうごう」にお立ち寄りください。

「道の駅 とうごう」のイチオシは、『牧水そば』です。100%そば粉だけで作り上げたコシのある太めの手打ちそばをいただくことができます。日向市でとれた純そば粉を使用しているそうだ。筆者もお昼に美味しく頂きました。川での釣りをたのしんだあとは、ぜひ地元グルメで癒されてください。お腹を空かせていただく「牧水そば」は格別ですよ!
※「道の駅とうごう」で、遊漁券の購入も可能です

遊漁券の購入

【有効魚種】ウナギ・アユ・コイ・フナ・オイカワ・ワカサギ

【漁期】
・ウナギ:4月1日から9月30日まで
・アユ:6月10日から12月31日まで
・コイ・フナ:1月1日から12月31日まで
・オイカワ:1月1日から12月31日まで
・ワカサギ:1月1日から4月30日まで

【遊漁料金】その他 年券 3,000円|日券 1,000円

オンライン購入はアイコンをクリック

詳細な遊漁規則に関しては、
耳川漁業協同組合内共第7号第5種共同漁業権遊漁規則PDFをご確認ください。

耳川流域は宮崎県の北部に位置し、日向市・門川町・美郷町・諸塚村・椎葉村の1市2町2村を貫流しています。源流は九州中心部の山岳地帯から河口の日向灘まで、東西に横断する形で流れています。

耳川漁協のある東郷町は、2006年の合併に伴って日向市となっています。日向市といえば海のイメージが強い町ですが、美しい山々に囲まれており、川も負けていません。温暖多雨な気候かつ複雑な山地は水産資源を守ってくれ、生物を育む肥沃な水環境の中にあります。

フィッシュパスは川を囲んで、釣り人漁協地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。

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