【新提携】宮崎県 余瀬飯谷漁協でフィッシュパスが使えます

目次
Toggle宮崎県 余瀬飯谷漁協の遊漁券をフィッシュパスにて販売いたします。
余瀬飯谷(よせいいだに)の特徴(周辺情報)

余瀬飯谷の耳川の様子(3.4.2022撮影)
耳川と漁協のこと
耳川流域は宮崎県の北部に位置し、日向市・門川町・美郷町・諸塚村・椎葉村の1市2町2村を貫流しています。源流は九州中心部の山岳地帯から河口の日向灘まで、東西に横断する形で流れています。日向市といえば海のイメージが強い町ですが、美しい山々に囲まれており、川も負けていません。温暖多雨な気候かつ複雑な山地は水産資源を守ってくれ、生物を育む肥沃な水環境の中にあります。
この耳川は6つの内水面漁協によって水産資源が管理されています。本日はこの6つの漁協さんのうち、最下流にある「余瀬飯谷(よせいいだに)漁協」さんにお邪魔してお話を伺いました。
漁協さんは、日向市幸脇(さいわき)に位置し、美々津(みみつ)大橋から上流の14.5kmを管轄しています。耳川河口にある美々津港は目と鼻の先の位置で、海の香りがするくらい近い!

耳川を知り尽くす黒木組合長
インタビュー取材は、余瀬飯谷漁協の黒木組合長にご対応いただきました。
お会いするなり、「今年は6月10日から、アユ釣りが解禁になります!」と。
そうです、アユは漁協経営にとって大きな事業のひとつなんです。コチラでは、少しでも多くの地元の人に認知してもらおうと、毎年4月に保育園児による稚アユの放流会を開催しています。子どもたちが川に親しむ機会が減っているということ、また生きている魚を触るという経験が少ないことから、自然の恵みを知ってもらうために、漁協が機会を提供しています。地元のテレビ局や新聞社も取材や撮影に大勢来てもらったそうです。今年も稚アユの放流を4月下旬頃に予定しているそうです。
また7月にはウナギ、9月にはモクズガニを放流する予定とのこと。余瀬飯谷漁協では、資源保護を目的にした放流事業に積極的に取り組んでいます!
竹林の階段を降りていくと、川に抜ける道がありました。
わたしが訪れた地域には自然が多く残されていて、「よく竹やぶをイノシシが歩いてますが、何もしないので気にしないで大丈夫ですよ!」と歩きながら組合長が、おっしゃっていました(笑)
そして組合長が川釣りのおすすめのポイントに連れて行ってくれました。「女性や小学5,6年生の子どもでも釣ってますよ!」と。きっと放流事業や入川口の整備清掃などの漁協の取り組みが地域にも浸透していて、地域のみなさんに「川で遊ぶ」という感覚が残っているのかなと思いました。春前の川の様子を組合長と確認していると、いまの川の水は少ないんだよ、と教えてくれました。「GW明け頃には川の水も増えてくるでしょう、その頃にまた来てください!」と、黒木組合長。
新芽が出てモリモリと木々の葉が出てくると、また違った川の様子になりそうです。

余瀬飯谷の耳川の様子(3.4.2022撮影)
余瀬飯谷の周辺について

道に立つ大きな看板の民宿「あゆの是則」が川沿いにあり、川の幸が楽しめます。毎年6月から「若鮎料理」が始まる予定!実は養殖もやっていて、先ほどの放流事業で使用するアユはコチラのものだそうです。地産地消ですね!
海の匂いがする漁協
耳川流域のなかで、いちばん河口に近いということで最下流部まで案内してもらいました。「ここは、川の水と海の水が混ざっているから、色々な魚が釣れるよー」と、楽しそうに話してくださった黒木組合長(笑)。キチヌ、グチ、シロギス、スズキ、タチウオ、チヌ、ネイゴ、ハゼ、ヒラメ、ボラ、メッキ、ヤズも釣れるらしいです。

耳川本流を下り日向市南部に位置する美々津港付近、耳川河口
日向市漁協幸脇支所(海の漁協)の横にある、「遠見生産」で美味しいと話題の「しらすちりめん」が購入可能です!とても美味しいと人気で、お土産にもオススメ!海の幸も、川の幸も楽しめる耳川河口!
遊漁券の購入
【有効魚種】
ウナギ・アユ・コイ・フナ・オイカワ・ワカサギ
【漁期】
ウナギ:4月1日から9月30日まで
アユ:6月10日から12月31日まで
コイ・フナ・オイカワ:1月1日から12月31日まで
ワカサギ:1月1日から4月30日まで
【遊漁料金】
年券:3,000円
日券:1,000円
詳細な遊漁規則に関しては、
余瀬飯谷漁業協同組合内共第7号第5種共同漁業権遊漁規則PDFをご確認ください。

バックナンバー

フィッシュパスは川を囲んで、釣り人と漁協と地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。



NEW PARTNERSHIP新提携
ご利用いただける河川が増えました!