渓流釣り教室のススメ

2022/06/08

渓流釣りを学ぶ

昨今のアウトドア人気の広がりの影響か、渓流釣りに興味を持ったという声をよく耳にするようになりました。
しかし同時に、始めたいとは思うけれど何をどうしたら良いか分からない、または、始めてみたは良いけれど釣り方が分からない、という方が多いという話もよく聞こえてきます。

そういった方にこそオススメなのが「渓流釣り教室」「スクール」「セミナー」とよばれるものに参加することです。

経験豊かな講師陣から座学や、時には実際のフィールドでの実釣を通していろんなことを直に、見て訊いて学べるイベントが、漁協さんや釣具店さん、メーカーさん等の主催により全国各地で行われています。

参加された方々からは、初心者には道具の揃え方や川歩きの心得などを学べたり、経験者であれば、それぞれのフェーズ(段階)に応じたアドバイスやヒントが聞けたりすることで、ステップアップの良いきっかけになります。そういった機会に参加し適切な情報を得ることで、いろんな「わからない」を解消することができるのではないでしょうか。

釣り教室ってどんなことするの?

では、釣り教室ではどんなことをするのでしょうか。坂井平野を流れる竹田川(福井県坂井市)にて2022年4月に行われた、福井市内にある釣具店フィッシングポイントさん主催による渓流ルアーフィッシング教室の模様を紹介いたします。

釣具店作成の案内ポスター

先ずは座学。
集合場所に設営されたテント内にて、道具選びのコツや川歩きの注意点、渓魚の生態から実際の攻略法などなどへと話が進んでいきました。
講師からは、長年経験を積まないと得難い多岐にわたる情報を惜しみなく聞くことができます。

その次はキャスティングレッスン。

キャスティングとは、竿を上手く使ってルアーを飛ばすこと。渓流ルアーフィッシングにおいては、正確なキャスティングができるかどうか、つまり狙った一点にルアーを投げ込めるかどうかが釣果を大きく左右します。

質疑応答を交えたランチタイムでは、座学やキャスティングレッスン時に生まれた疑問の解消の場でもあります。

ランチ後は実際のフィールドで、座学やキャスティングレッスンで得たものを試す機会です。

講師と一緒に釣りをしながら、受講者ごとに生じた様々な疑問や課題をその場で解消できます。講師のデモンストレーションを見て実際に試しと、実際に役立つ「何か」を、参加者それぞれがフィールドで体感しているようでした。

デモンストレーション中に釣れたヤマメ
受講者にもヤマメがヒット

こういったスクールが特に関東近郊では盛んに行われています。冒頭では各地で行われていると書きましたが、福井をはじめとした地方において、実際に機会はそう多くはなく、ほとんど行われていないと言っても過言ではないかというのが実情です。

経験を伴わなければ成らない事々の気づきへのヒントがちりばめられているともいえるスクールイベント。だからこそ、もしお近くにそういった機会があるならば、是非参加してみることをおすすめします。また、フィッシュパスでも積極的にイベント情報をお知らせしていきたいと思います。

フィッシュパスは川を囲んで、釣り人漁協地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。

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